NHK『あさイチ』（月～金曜午前8時15分）でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが30日、恒例の朝ドラ受けを展開した。この日放送された『あんぱん』の第88回では、就職した嵩（北村匠海）は、複雑な表情ののぶ（今田美桜）に漫画は描き続けると言って安心させる様子が描かれた。また、嵩の母・登美子（松嶋菜々子）が現れ、のぶと嵩の今後に触れ、嵩がある大事なことをのぶに告げる流れも描かれた。『あさイチ』では、華丸はのぶと嵩の様子にパーティーで使うクラッカーの糸を引くような動きをして朝ドラ受けスタートした。

【注目】元日本代表がガチで勝敗予想！　プロの読みでWINNERが当たるのかを検証

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

『あんぱん』の第88回では、三星百貨店に就職した嵩が、のぶに漫画は描き続けると言って安心させ、職場でも活躍し忙しくしていた。また、中目黒に部屋を借りられることになり、のぶに伝える様子も描かれた。その後、登美子が現れ、2人の結婚について触れる。のぶが嵩は亡くなった夫・次郎（中島歩）に気兼ねしているのだと思うと言うと、嵩は、のぶが次郎の写真を自分が来てからしまっていることを指摘し、堂々と飾ってほしいと言って思いを吐き出す。また戦死した弟・千尋（中沢元紀）ものぶを好きだったことを明かし、千尋の思いを知ってずっと告白できなかったとした。その後、嵩は、いつも真っすぐ、ひたむきに走るのぶを子どもの頃からずっと愛していますと告げ、「千尋の分も次郎さんの分も僕が幸せにします。結婚してください」とついにプロポーズした。のぶはよろしくお願いいたしますと涙を流して喜んだ。

『あさイチ』では華丸がクラッカーの糸を引くような動きをすると「エアでやりたかった」と言って朝ドラ受けをスタート。鈴木アナは「ようやく。長かったー。全部言えるまで長かったです」と華丸の動きをまねながら笑顔を見せた。大吉は「中目黒行きましょうか……下見に」と冗談めかした。

　その後、鈴木アナがゲストのお笑いコンビのミキの亜生と昴生、大沢あかねを紹介。大吉が、ミキが朝ドラ受けをしたがっていると紹介し、華丸に（朝ドラが）好きだもんねと、言われた昴生は「華大さんより2倍好きです」と言って周囲を笑わせた。大吉が今日はいいシーンでしたねと話しかけると、昴生は「今日朝ドラ受けができるって、こんな幸せな……たまるかー」と叫んでいた。亜生は華丸に嵩を意識した眼鏡と言われ、いじられていた。

『あんぱん』は、漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さんをモデルに戦前から戦後の激動の時代を生き抜く夫婦を描く物語。