乳がん、うつ病を経験 南果歩、出産時のICU 10日間で体験した生死のはざま「もう命が終わるのかなって」
俳優の南果歩が29日、フジテレビ系『ノンストップ』(月曜~金曜午前9時50分)にVTR出演し、人生観を語った。

『ノンストップ』にVTR出演
俳優の南果歩が29日、フジテレビ系『ノンストップ』(月曜~金曜午前9時50分)にVTR出演し、人生観を語った。
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61歳の南は2016年に乳がんが発覚。手術とともに治療を受けた。南は「本当に、あれから9年……10年近く経ちましたね」と発言。「その時の経験はやっぱり大きくてですね。とにかく健康第一。もうそれ以上のものはない。その価値観は、やっぱり自分ががんにり患してから、より一層強くなってますね」と語った。
また、南は2017年にうつ病と診断されたことも明かしたが、実は、それ以前にも息子を出産した際、生死をさまよう経験をしたという。南は「かなり自分の体が危ない状態になってですね」と説明。「出産も緊急帝王切開で、ICUに10日間くらい入ってたんですよ」と振り返った。
南は「その時に初めて、本当に命の限りっていうのは誰が決められることでもないんだなって。私も本当に(生と死の)はざまに寝かされていて、こちらに転んだら、また戻れる。こちらに転んだら、もう私は命が終わるのかなって……」と回想。「そういう極限の状態を経験したので、人間には寿命があって、みんな一度生まれて一度死ぬ」と述べると、「その長さは、その人によっては違うので、生きていることをより楽しもうというか、よりエンジョイしたいという好奇心も満開というか、今過ごしてますね」と続けた。
最愛のひとり息子は昨年、パパになった。初孫誕生について南は「(おばあちゃんになった)自覚なし。全然ない! 分かんないです」と笑顔。「どうしていいのか分かんないので、とにかく一緒に遊んでます」と告げた。
