永野芽郁がカナダ開催映画祭に緊急登壇 フランス語でもあいさつ…現地ファンはスタンディングオベーションも
俳優の永野芽郁が日本時間29日(現地時間28日)、カナダ・モントリオールで開かれた第29回ファンタジア国際映画祭の舞台あいさつに急遽、東村アキコ氏と共に登壇し、現地ファンから拍手喝采を受けた。

『かくかくしかじか』で主演
俳優の永野芽郁が日本時間29日(現地時間28日)、カナダ・モントリオールで開かれた第29回ファンタジア国際映画祭の舞台あいさつに急遽、東村アキコ氏と共に登壇し、現地ファンから拍手喝采を受けた。
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永野が主演を務める映画『かくかくしかじか』(関和亮監督)は、5月16日に全国公開となり、興行収入8億7700万、観客動員数66万4000人を突破しており(7月28日現在)、10億円に向けてロングラン上映しているなか、第29回ファンタジア国際映画祭に正式招待され、永野と原作者であり脚本、美術監修、方言指導など全面的に映画に関わった東村アキコ氏が緊急登壇した。
ファンタジア国際映画祭は毎年カナダのモントリオールで開催され、北米最大かつ最も影響力のあるジャンル映画祭として知られ、世界中から最新のジャンル映画が集結する映画祭。2024年には最優秀アジア長編映画賞『侍タイムスリッパー』(監督:安田純一、日本)が受賞するなど日本作品も注目されており、今年は325作品(長編125作品・短編200作品)の上映が予定されている。
オープニングはアリ・アスター監督の『Eddington』(米国)、クロージングはゲンディ・タルタコフスキー監督の『Fixed』(米国)が上映される。映画『かくかくしかじか』が選出されたのは、Cheval Noir(シュバル・ノワール)コンペティションと呼ばれる最優秀作品賞、監督賞、脚本賞などを選出する正式コンペ部門。受賞自体は惜しくも逃したものの、現地時間28日午後6時30分(日本時間29午前7時30分)からの上映前に永野と東村氏が急遽登壇した。
永野は「ボンソワール(こんばんは)、永野芽郁です。今日は来てくれて本当にどうもありがとうございます。今日はぜひ映画を楽しんでいただけるとうれしいです」と満員の客席に向かって、フランス語と流ちょうな英語であいさつ。モントリオールの感想を聞かれ、「モントリオールは都会と地元(田舎)が混ざったような雰囲気で、初めて伺ったのですが、とても落ち着く場所でした」と答えた。
その後、一般客との写真撮影を行い、上映は開始。上映終了後には現地映画ファンから大絶賛で会場でスタンディングオベーションが起きた。
永野のコメントは以下の通り。
――映画祭の参加について。
「私自身、はじめての海外の映画祭だったので、どんな雰囲気なのかと緊張していましたが、モントリオールの劇場にきてくださった皆さんがすごくアットホームで、一気にモントリオールも大好きになりましたし、すごく良い思い出になりました」
――現地のみなさんの反応、どう感じたか?
「現地のみなさん、すごく盛り上がってくださって、やっぱり言葉の壁もあるのかなと思っていたんですが、私たちが日本語でお話してもみなさんすごく笑顔でずっと聞いてくださって、映画を心待ちにしてくださっていたんだなというのを、みなさんの反応から感じることができてとてもありがたかったです」
――この世界にどんどん広がっていることについて。
「いや~、すごくうれしいです。でもやっぱり、この物語は東村アキコ先生の人生を描いている作品ですので、まずは、東村先生が生きてきた時間を私は演じることができてとても幸せでしたし、きっと世界共通で、みなさんにとって恩師だったり、尊敬する人がいるとおもうので、皆さんに共感していただきながら、世界中にどんどん響いていってほしいなと思います」
