元TBS宇内梨沙アナ、今後のゲーム産業に「ワクワク」 初代プレステ開発者に誕生秘話迫る

元TBSアナウンサーで現在はゲーム配信者としても活躍する宇内梨沙が29日、都内で行われたTBS CROSS DIG主催のシンポジウム「日本コンテンツの未来――中東、そして世界へ」に登壇。初代プレイステーションの開発者である久夛良木健(くたらぎ・けん)氏に、プレイステーションの誕生秘話について聞いた。

シンポジウムに登壇した宇内梨沙【写真:ENCOUNT編集部】
シンポジウムに登壇した宇内梨沙【写真:ENCOUNT編集部】

TBS CROSS DIG主催のシンポジウム「日本コンテンツの未来――中東、そして世界へ」

 元TBSアナウンサーで現在はゲーム配信者としても活躍する宇内梨沙が29日、都内で行われたTBS CROSS DIG主催のシンポジウム「日本コンテンツの未来――中東、そして世界へ」に登壇。初代プレイステーションの開発者である久夛良木健(くたらぎ・けん)氏に、プレイステーションの誕生秘話について聞いた。

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 本シンポジウムでは、映画・アニメ・ゲームなど多彩な分野でグローバルに活躍するトップランナーたちが登壇。世界的なコンテンツ産業への投資を加速させるカタールのキーパーソンたちとともに、日本が持つ可能性をあらためて問い直した。

 TBSテレビ主催のもと、カタール政府関連機関「Media City Qatar(MCQ)」の協賛により開催された本イベントでは、“中東”という新たなフロンティアを背景に、日本コンテンツのグローバル進出を探る内容が展開された。総合モデレーターはTBSテレビ特任執行役員でCROSS DIG CCOの竹下隆一郎氏。総合司会はTBSアナウンサーの杉山真也氏と若林有子氏が務めた。

 1994年12月3日に日本で発売された初代プレイステーションは、その後、世界各国で展開され、2004年には累計出荷台数が1億台を突破。以降もシリーズを重ね、世界的ゲームブランドへと成長した。初代から最新のPS5まで累計販売台数は国内外で6億台に上っている。

 プレイステーション誕生のきっかけについて、久夛良木氏は「世界で1番最初にエキサイティングなコンピューターブランドを作って、そこで世界中のクリエイターの方たちが集まる場を作りたいなっていうのが、プレイステーションの最初のきっかけ」と振り返った。

 また、今後のゲーム産業について久夛良木氏は「私の予想をはるかに超えて、世界のゲームビジネスがものすごく進化している。中東の地域でもものすごい勢い。eスポーツも含め、世界規模のエンタメ。映画や小説の世界でしか表現されなかったような世界を、リアルタイムで“遊べる”時代。その中に住むっていう感じが共存する時代がきっと来るだろうな」と想像した。

 これに対し、宇内が「現実との境目が徐々にシームレスになっていくのか」と問いかけると、久夛良木氏は「言ってみれば、魔法が実現する世界かもしれない」と笑顔で返答。宇内も「ワクワクするお話でした」と微笑みながら語った。

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