【RIZIN】判定勝ちの扇久保、トーレスは「巨大化していた」勝者1人が投票で脱落も「あとはファンが決めること」
第2試合ではグランプリ出場者の中で最年長、38歳の扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN)が元UFCファイターのホセ・トーレス(米国)に3-0の判定勝ちを収めた。

優勝候補も「プレッシャーは覚悟しています」
格闘技イベント「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」(27日、さいたまスーパーアリーナスタジアムバージョン/ABEMA PPVで全試合生中継)第2試合 RIZIN WORLD GP 2025 フライ級トーナメント 1回戦 RIZIN MMAルール:5分 3R(57.0kg)
第2試合ではグランプリ出場者の中で最年長、38歳の扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN)が元UFCファイターのホセ・トーレス(米国)に3-0の判定勝ちを収めた。
試合後の会見に登壇した扇久保は「勝ててよかったです。ちょっと疲れましたね」と振り返り、安堵の表情を見せた。
トーレスの強靭なフィジカルに苦戦を強いられた。「最初リングに上がって見たとき、昨日よりすごい巨大化してるなっていうのを感じました」と実感を明かす。「今日は寝技に自信があって一本取ろうと思ってたんですけど。やっぱりディフェンスとあと腰ですね。すごく強く感じました。要所でタックルに入って寝技に持ってこうと思ってたんですけど。もっと背中をつけさして攻めたかったですね」とやや消化不良に終わったとした。
21年に「RIZINバンタム級JAPANグランプリ」を制した扇久保。トーナメントの優勝候補のベテランは「常に全部プレッシャーがあるんですけど、そこを乗り越えてやっていこうって自分で決めてるんで、そこはもう覚悟してます」と表情を崩さず語った。
フライ級トーナメントは10人が参戦。1回戦は5試合が行われるが、準決勝に進めるのは4人。5人の勝者の中からファンや、記者の投票によって1人が脱落する。「トーレスに勝てたってことは自分の中でも大きいんですけど、あとはファンが決めることなんで、そこはしっかり待とうと思います」と冷静に語り、「減量もすぐ始まるんで、気を抜かずにやっていこうと思います」と9月の準決勝を見据えた。
