【RIZIN】榊原CEO、判定に激怒クレベルには「決着つけろって」 朝倉の次戦は平本かケラモフか王座挑戦か…「1番はファンが何を」

格闘技イベント「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」(さいたまスーパーアリーナスタジアムバージョン/ABEMA PPVで全試合生中継)が27日、行われ、メインカードでは、朝倉未来(33=JAPAN TOP TEAM)がクレベル・コイケ(35=ボンサイ柔術)との4年ぶりのリマッチに2-1の判定で勝利。試合後に会見に登壇したRIZINの榊原信行CEOは「自分の中でも1、2を争う難しい試合だった」と試合を振り返り、朝倉の次戦についての構想も語った。

会見に出席したクレベル・コイケ【写真:山口比佐夫】
会見に出席したクレベル・コイケ【写真:山口比佐夫】

朝倉の平本蓮との再戦は「彼も避けて通れないということは理解している」

 格闘技イベント「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」(さいたまスーパーアリーナスタジアムバージョン/ABEMA PPVで全試合生中継)が27日、行われ、メインカードでは、朝倉未来(33=JAPAN TOP TEAM)がクレベル・コイケ(35=ボンサイ柔術)との4年ぶりのリマッチに2-1の判定で勝利。試合後に会見に登壇したRIZINの榊原信行CEOは「自分の中でも1、2を争う難しい試合だった」と試合を振り返り、朝倉の次戦についての構想も語った。

 4万3965人が熱狂したリマッチは、両者の勝ちへの執念が最後まで交錯した。榊原CEOは「本当にジャッジ泣かせな試合だなと思った。リングサイドで見ている周りの人たちもこれどっちだよっていうね」と語り、「プロモーターとして何百試合って試合を目の当たりにしてきて常にこういう局面に出会いますが、その中でも1、2を争う難しい試合だったなと思います」と判定の難しさを語った。

 クレベルは試合後の会見で「盗まれた勝利だ」と結果に激怒。RIZINにも「何年間も一緒に仕事をしてきたが、ファンの声援とか他の部分が要因になった」と運営批判にまで出た。榊原CEOは、「判定にクレームつけるんだったら、5分3ラウンドで決着つけろって。判定になったら自分の手では決着つけられないんだから、ジャッジに委ねるというところでルールミーティングにもサインしている」と自身の見解を示したうえで、「落ち着いたところでしっかりクレベルと向き合って、この先どう現役を進めていくか。その中で我々が何をしてあげられるのか話をしていきたい」と寄り添う姿勢もみせた。

 また注目が集まる朝倉の次戦については、「勝っても負けても次は大みそかだねと伝えていた。平本選手との再戦もずっと延期になったままになっていて、彼もそれを避けて通れないということは理解している。ケラモフにもリベンジしていきたいっていう思いもあると思うし、1番はファンが何を望むのか。9月のシェイドゥラエフvsコレスニックの試合の結果によっては、ベルトにチャレンジしてほしいというような声になるかもしれませんし、色々な状況を精査して決めたい」と語り、次戦については時間をかけて決めていくとした。

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