アキラ100%、椎名桔平の付き人だった若手時代 わずか2か月で“飛ぶ”…あまりにもポンコツすぎた過去
2017年R-1王者のアキラ100%(50)が26日、MBS『痛快!明石家電視台』(土曜午後3時)にVTR出演。かつて、この日のスタジオゲストの俳優・椎名桔平(61)の付き人を務めていたことを明かした。

「30年ほど前なんですけど」と付き人時代を回想
2017年R-1王者のアキラ100%(50)が26日、MBS『痛快!明石家電視台』(土曜午後3時)にVTR出演。かつて、この日のスタジオゲストの俳優・椎名桔平(61)の付き人を務めていたことを明かした。
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アキラは「30年ほど前なんですけど、椎名さんの付き人・現場マネジャーのようなことをやらせてもらってまして」と告白した。MCの明石家さんまも「ええ~」と驚きの声を上げる中、役者志望だったアキラが22歳のころ、2か月間だけ付き人をしていたと紹介された。
アキラは椎名について「本当に優しくて、僕が本当にダメダメだったんですけれども、優しくお話ししてくださって。今でも覚えてるのが、『小さなことでもいいから夢を持て』っていうのは心に刻んでますね」と感謝の思いを伝えた。椎名が「本当に覚えてないんですよ」と口にすると、笑いが起こった。
期間が2か月だった理由を聞かれたアキラは「ちょっと短いんですけれども、僕が本当に使えなくて。何やらせてもダメだったんですよ。『もうこれ以上、椎名さんに迷惑はかけられない』ってことで置き手紙をして、飛んでやめてしまったという」と申し訳なさそうな表情を浮かべた。さんまは「失礼な」と言い放った。
当時のダメっぷりについて、「運転ができない」とされたアキラは、「基本、急ブレーキ、急発進なんですよ。後ろで椎名さんがこんなん(前後に揺らされる)になっちゃうんですよね。貴重な時間に台本を覚えなきゃいけないのに、もう途中から台本を読まなくなってしまって。『これ本当に申し訳ないな』と思いながらもやってたんですけど、あまりにも下手すぎて、最後は『代われ』と。椎名さんが運転して、僕が助手席に乗って現場に行くっていう、信じられないダメっぷりでした」と打ち明けた。さんまは「そんなダメやったん、あいつ」と意外そうだった。
「コーヒーが入れられない」こともあったという。アキラは「インタビューの時に『コーヒーを持ってきてくれ』と。僕、初めて見るドリップコーヒーって言うんですか。どこかを押したら、トコトコトコって出てくるヤツだったんですよ。どれを押していいか分かんなくて。もうインタビュー始まっちゃうから、『まだかあ』なんか言われて。『すいません、今持って行きます』って言って、(ボタンを)ピッて押したらバーッと出まして。『ああ急がなきゃ』と思って、『砂糖ちょっと入れた方がいいのかな』と思って、入れようと思ったら、あせっちゃって全部入っちゃって」と失態を回想。
「『ヤバい。でもすぐ持って行かなきゃ』と思って、それ持っていって。インタビュールーム、僕、外で待ってたんですけど。1、2分したときですかね。中から『甘~い』って大きな声が聞こえましたね」と明かし、「『こういう時はミルクとか、スティックの砂糖を横に置いておくんだぞ。使うか使わないかはこちらで判断するから』って言って、優しく教えてくれました」と話した。
1度だけ怒られたこともあったという。アキラを気遣って行きつけのおしゃれなバーに誘ってくれた椎名に、居酒屋チェーン店しか行ったことがなかったアキラは「『巨峰カルピスサワーってありますかね?』って聞いちゃったんですよ。そしたら、『あるわけないだろう』って、そこんところはちょっと怒られました」と振り返った。さんまから「思い出せない?」と聞かれた椎名は「分からない」と笑った。
