デビュー45周年を迎えた歌手の田原俊彦が26日、関西テレビ『おかべろ』（土曜午後2時28分）に出演。最高年収を2億円超と認めた。

「1000人の中の1人に選ばれた」　成金イメージが先行する有名社長の“本当の顔”

「最高年収2億超え」と紹介したNON STYLE・石田明が「そんなに稼げるもんなんですね」と言うと、トシちゃんファンのナインティナイン・岡村隆史が「バブルの時？」と確認。田原は「ちょうどそうですね。時期的にはバブルのど真ん中ぐらいはやっぱりすごかったですね」と返した。石田が「これ（2億円の数字）は本当ということでいいんですね」と聞くと、「はい。本当です」とキッパリ。「はあ」という声が充満した。

　石田が「スターは完全歩合制なんですか？」と踏み込むと、田原は「（当時の）うちの会社（旧ジャニーズ事務所）は結構、厳しくて。ずっと朝から晩まで働いて、月給30万（円）で10年間、頑張りましたね」と予想外の返答。石田やカンテレ・橋本和花子アナウンサーが「えっ」と発した中、岡村は「でも、グッズとか、CMとか」と固定給以外を探ると、田原は「一番デカいのは印税ね。印税が、シングルとかアルバムの、やっぱりでっかいんですよ。本当に何百万、何千万単位で3か月にいっぺんぐらいかな、入って来るんだけど」と告白した。

　石田が「大きく入るときやったらいくらぐらい？」と尋ねると、田原は「本当に1000万単位で入ってくる。『月給なんてどうでもいいや』ってなっちゃう」と振り返った。石田が「月給なんてどうでもいいや」とオウム返しすると、橋本アナは「言ってみたい」と思いを口にした。田原は「そんな（月給に）期待してもね」と言うと、岡村は「そこは30万しか、どんだけ頑張ってももらわれへんいうことですもんね」とフォローした。

　バブルについて、田原は「毎日がお祭り。毎日が麻布十番祭りみたい六本木なんて往来なんてできない」と発言。石田が「相当、羽振りも良かったわけですか？」と聞くと、田原は「チップあげてたからね。今では考えられないよね。タクシーだって、みんな、一般の方もそうだろうけど、1万円札をパーッて（振って）止めてたからね。何かっていうと、ガソリンスタンドのお兄さんにチップ、黒服にチップ。誰でもそうだったからね。ちょっと日本がいかれてたっていうかね。『とめどもなく行くんだろうな、まだまだ』って」と回想した。