NHK『あさイチ』（月～金曜午前8時15分）でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが25日、ゲストに声優で俳優の津田健次郎を迎えて恒例の朝ドラ受けを展開した。津田は連続テレビ小説『あんぱん』で高知新報の編集長・東海林を演じている。この日放送された『あんぱん』の第85回では、主人公・のぶ（今田美桜）を思う嵩（北村匠海）が蘭子（河合優実）に背中を押され、動き出す流れが描かれた。『あさイチ』では津田がのぶと嵩の関係の動きを大声で祝福する形で朝ドラ受けをスタートした。

「1000人の中の1人に選ばれた」　成金イメージが先行する有名社長の“本当の顔”

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

『あんぱん』の第85回では、嵩は高知にいる朝田家の人たちに食事をごちそうになる中、蘭子に好きな気持ちをなかったことにしないでと言われ、その言葉が心に刺さる。その後、舞台は東京に。のぶがガード下で子どもたちに囲まれていると、そこに嵩が現れたのだ。嵩はこれまで渡せなかった赤いハンドバッグを渡し、「これからもずっと僕はあなたを愛しています」とついに告白した。その後、「じゃっ」と言って帰ろうとする嵩にのぶは「たっすいがーはいかん」と呼び止め、「嵩はなくてはならん人や」と言って嵩に抱きつき「好きや。嵩の2倍嵩のこと好き！」と言う姿が描かれた。

『あさイチ』では津田が「良かったにゃあー！　のぶ！　柳井、ここまで長かったにゃあー！」と大声で叫んで朝ドラ受けをスタート。声の大きさに大吉は「思っていた2倍すごかった。やってくださいとお願いしたのは我々ですけど、そんな全力でやっていただけるとは思っていなかったので」と驚きまじりの笑顔であいさつした。

　その後、鈴木アナが「ちょっと目が潤んでいましたね」と津田に語りかけると、津田は「いやー、ぐっときますね。本当に長かったですよね」と反応。鈴木アナも「長かった」と語ると、華丸は「17週間かかりました」と語り、スタジオの笑いを誘った。その後、大吉が「嵩君は最後の最後までちょっとね……」と嵩が告白後、帰ろうとするシーンに言及すると、津田は「行っちゃうんだ」と言って、鈴木アナも「『じゃっ』じゃないよ」と笑っていた。

『あんぱん』は、漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さんをモデルに戦前から戦後の激動の時代を生き抜く夫婦を描く物語。