石原良純、伝説ドラマであわや大事故 爆発シーン直後…「見たら真っ黒焦げだった」
俳優の石原良純が23日、テレビ東京系『あちこちオードリー』(水曜午後11時6分)に出演し、伝説的刑事ドラマ『西部警察』の撮影秘話を語った。

『西部警察』驚きの撮影エピソードを披露
俳優の石原良純が23日、テレビ東京系『あちこちオードリー』(水曜午後11時6分)に出演し、伝説的刑事ドラマ『西部警察』の撮影秘話を語った。
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『西部警察』はテレビ朝日と石原プロモーションの制作で、1979年10月から84年10月にかけて放送。主演を渡哲也が務め、銃撃戦やカーチェイス、ド派手な爆破シーンで人気を博し、良純は『西部警察 PART-III』に出演していた。
撮影は「ちょうど2か月に1回だった」そうで、良純は「帰ってきて、ちょっとしばらく東京で普通に暮らしてると、また次のロケが近づいてきたなって感じ」と当時を回想。共演のオードリー・春日俊彰が「地方が多かったんですか?」と聞くと、「全国縦断ロケっていって。地方局と組んでやるっていうのが初めてのことで……」と答えた。
良純は「大体、そこに行って、なんか爆破していいものを探しに行くわけよ」と説明。「そうすると『じゃあ、この煙突倒しましょうか?』とか、『この自然を爆破していいですか?』とか、『この船、爆破していいですか?』っていうのをやって。それを中心にフォームを作って、ドカーンっていうのをやりに行くわけ」と述べ、MCで春日の相方・若林正恭が「爆破ありきのストーリーなんですね」と驚くと、「そうそう。必ず地方に行ってなにか爆発させる番組」と表現した。
この発言を受け、「それがドラマ。映画じゃないんですもんね」と春日が仰天するなか、良純は「目黒川を飛んだからな」とひと言。「五反田のあそこに土台を組んで、スタントで(車を)飛ばしたんだよ」と明かし、「五反田の駅前に作ったハリボテの交番が爆発したんだよ」とも振り返った。
また、若林の「ボカーンってなってるじゃないですか。それって演者も見てたりするんですか? その現場にいないんですか?」との質問には、「いや、いますよ」と即答。「俺が撃たれて倒れてて、後ろの建物が爆発する時があって。『僕はあそこに寝てた方がいいんですか?』って(監督に)聞いたら、『分かんないから、まぁいいや。じゃあマネキンに衣装着せて置いとけ』って。後で見たら真っ黒焦げだった」と、あわや大事故の危険エピソードが披露されると、共演者たちは「あぶねぇ!」「おもしれぇ」「これ、いい話ですね。すてきな話」など大きな盛り上がりをみせた。
