「お前、誰やねん」「やってやるぞ、こら」…尖ってた土田晃之が回想、東西芸人が楽屋で一触即発
タレントの土田晃之が23日、ABC『これ余談なんですけど…』(水曜午後11時10分)に出演。かつての東西芸人同士のバチバチぶりを明かした。

楽屋で一触即発
タレントの土田晃之が23日、ABC『これ余談なんですけど…』(水曜午後11時10分)に出演。かつての東西芸人同士のバチバチぶりを明かした。
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大阪出身のMC・かまいたちの濱家隆一がかつての東京芸人に対するライバル心は、当時の劇場のトップだった笑い飯、千鳥、麒麟から受け継いだ『関西芸人魂』から来ると説明すると、土田は「東京も若手のときはそうよ。オレらもネプチューンとくりぃむ(しちゅー)がずっといたから」とコメント。ビビる大木が「土田さんもそうだったから。土田さんも『面白いヤツじゃないと話さない』ぐらいの感じの先輩だった」と明かすと、山内健司が「ええっ」と声を上げるなど、スタジオがざわついた。
濱家が「(東西芸人が一緒になる)『オンバト(爆笑オンエアバトル)』で(自分みたいに威嚇でイスではなく)床に座ってたんちゃいます?」と言うと、大木は「土田さんはそうよ。ガンガン『関東芸人』って感じの」ととがりっぷりを説明。山内が当時の関西芸人との関係を聞くと、土田は「僕らの時は今よりも全然、関東と関西仲悪いから。それこそ、NHKかなんかの『東西』(一緒)の特番があったときの楽屋は大部屋だったけど、えぐかったですよ」と回想。
濱家が「バチバチで?」と聞くと、土田は「もう、バッチバチ」と肯定し「向こうは向こうでこっち見てて。『お前、誰やねん』みたいな感じだし、こっちはこっちで『やってやるぞ、こら』(って)」とにらむ姿を再現。インパルス・板倉俊之は「笑いっていうか、ケンカの方?」と笑うと、土田は「何で舞台で戦おうとしないのか。舞台でネタで戦えばいいのに、『何かあったらやるからな』みたいな」と振り返った。
土田が「そんな空気あったよね?」と言うと、大木は「ありました」と認めた。土田は「(関西テレビ)『爆笑BOOING』に行くときに、大阪出身で東京の事務所に入ってるヤツがいて『大阪の番組行くんだ』って楽しみにしてたら、『千原兄弟には気をつけろよ。千原ジュニアってのはナイフを持ってて』みたいな。インターネットも今ほどじゃないから、河童とかテングと一緒。『千原ジュニアっていう鬼みたいなヤツがナイフ持ってる』と思って。(そのときは)会わなかったんだけど、のちのちジュニアさんと会ったときに『思ったのと違う』って。『シュッとしてるじゃん』と」と印象を明かした。
濱家が「もう、(ジュニアは)丸くなってはったんですか?」と聞くと、土田は「もちろん、僕らもとがってたし、大阪勢もとがってたけど。20代ぐらいで番組で会うときは、みんなとがってんのよ。『向こうがやることには笑わない』みたいな空気があったけど、30(歳)前後かな。東京のテレビ局で会ったりした時には自然と友好的に。見えない心の握手をしてる感じで。『お互いよくここまで生き延びたね』って感じ。みんなどんどんいなくなってっちゃたりする中で、『テレビの番組で、局で会えるようになったね』みたいな感じがあったんで、そこから助け合いの空気というか」と話した。濱家が「『戦友』みたいな」と言うと、土田は「そう。『戦友』みたいな」とうなずいた。
