【新婚さん】900km離れた別居婚カップル、スマホではない驚きの連絡手段明かす 欲しいものは「2人で過ごす時間」
お笑い芸人・藤井隆とタレントの井上咲楽が司会を務めるABCテレビ・テレビ朝日系『新婚さんいらっしゃい!』(日曜午後0時55分)の20日放送回には、約900kmも離れて暮らす異色の新婚カップルが登場。「令和の時代の別居婚」に迫った。

『新婚さんいらっしゃい!』
お笑い芸人・藤井隆とタレントの井上咲楽が司会を務めるABCテレビ・テレビ朝日系『新婚さんいらっしゃい!』(日曜午後0時55分)の20日放送回には、約900kmも離れて暮らす異色の新婚カップルが登場。「令和の時代の別居婚」に迫った。
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夫は京都・相楽郡和束町、妻は宮城・気仙沼市在住。会えるのは月に1回という“別居婚”を貫く2人が登場。夫は兵庫・姫路市出身。大学院まで進んだが、人生に迷い休学し、日本一周の自転車旅へ出発。途中、気仙沼でゲストハウスのオーナーと出会い、その生き様にひかれて日本一周を断念。大学院も退学し、気仙沼へ移住した。
2人の出会いは、移住から5か月後。気仙沼のゲストハウス完成パーティーに地元在住の妻が参加。1週間後に再会した妻からの告白で交際が始まったという。だが2か月後、ゲストハウス運営による多忙と心の余裕のなさから、夫は別れを切り出した。「会いたがる妻に応えられないのが苦しかった」と、当時の苦悩を語った。
しかし、関係は完全には終わらなかった。車中泊の誘いや北海道旅行など、妻の積極的なアプローチで再び距離が近づく。「まるで恋人のように過ごしました。でも『まだ付き合ってない』と言われまして……」と妻は当時を振り返った。
微妙な関係が続く中、迷い続ける夫に対して、妻は思い切って「結婚してみない?」と提案。夫は「一緒に住んでいたら会える、彼女ならいい奥さんになれそう」との思いから決断し、2024年3月に入籍。約1年は同居生活を送ったという。
ところが、夫が再び動き出す。和束町で新たなゲストハウス設立に挑戦するため1人移住。妻は仕事の関係で追いかけることができず、夫婦は900キロ離れた暮らしに入った。夫は週4日、茶どころ和束町でお茶農家のバイトをしながら、7人の男女とシェアハウス生活。妻は、かつて祖母が住んでいた一軒家を女性4人でシェアしている。
夫婦の連絡手段はスマートフォンだけでなく、あえての「交換ノート」。郵送で送り合うノートを読む夫は「思いがあふれて、(書くときは)つい長文になってしまう」と話す。「もしも別居をずっと続けることになったら、どうしますか?」と書かれた妻の質問が最も印象に残るという夫。「いまは、かなえられなくても、いつかはかなえたいから、ずっと別居は嫌です」と答えたという。
また、夫のノートは必ず「大好きやで~!!」で締めくくられていて、それが妻の大きな支えになっているとも。夫の「今一番ほしいものは?」という質問ノートに、妻は「2人で過ごす時間がほしい」と素直な心境を語った。
エピソードを聞いた藤井は「(遠距離婚を)いろいろ心配したけど、無粋でした。すいません」と、2人の愛情の深さに感心。今後について夫は「妻を迎え入れる体制が整ったら一緒に住みたい」と語っていた。
