ニッポンの社長、“二刀流”V驚きの舞台裏 決勝前にライブ「そんなことあるか?」先輩M-1王者が仰天

「M-1グランプリ 2019」王者のミルクボーイが22日、ABCラジオ『ミルクボーイの火曜日やないか!』(正午)に出演。漫才&コント二刀流No.1決定戦『ダブルインパクト』で優勝したニッポンの社長を祝福した。

ニッポンの社長の辻(左)とケツ【写真:ENCOUNT編集部】
ニッポンの社長の辻(左)とケツ【写真:ENCOUNT編集部】

ミルクボーイが絶賛「初代チャンピオンにふさわしい」

「M-1グランプリ 2019」王者のミルクボーイが22日、ABCラジオ『ミルクボーイの火曜日やないか!』(正午)に出演。漫才&コント二刀流No.1決定戦『ダブルインパクト』で優勝したニッポンの社長を祝福した。

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 内海崇は「ついにチャンピオンになりましたよ。ニッポンの社長が」と口火を切ると、相方・駒場孝も「すごかったね」と続いた。内海は「ホンマにどっちもずっと劇場でもコントもやってたし、漫才もやってたし。ホンマにいろいろあったからネタが。初代チャンピオンにふさわしい」とコメント。1本目に選択したコントで暫定1位発進し、2本目の漫才との合計でロングコートダディに2点差をつけて逃げ切った万能の実力者を絶賛した。

 駒場は「しかも(バッテリィズと)ライブした後、(大会に)来たって言ってたもんね」とハードスケジュールを乗り越えたことに触れ、「そんなことあるか? 賞レースの日に」と発言。内海も「決勝の日に。だいぶ前から(ライブの予定が)決まってたんかな」と推測。ABC・鷲尾千尋アナウンサーが「基本、賞レースの日はそれだけって感じなんですか?」と聞くと、内海は「そうちゃう? 大体」と言うと、駒場は「1回、調整のために(当日)寄席(の出番を)させてもらってみたいなのはある。みんなで『行ってこい』みたいな感じで送り出されるみたいなのはある」と説明。

 2人がM-1優勝したときはなかったといい、駒場は「一番先についた、M-1のとき。めっちゃ早く行った」と振り返った。内海はニッポンの社長について「逆に言うたら、あんまり緊張せんまま行けたかもしれんな。ツーマンライブから流れるように」と利点に触れた上で、「やっぱりどっちもやるってすごいな、切り替えがなあ。1本目、2本目もまたちゃうもんね。漫才2本やるのと、コント2本やるのと。1本目終わっても気抜けへんというかね」と感心した。

 駒場は「それこそメイクとかも、し直さなあかんのちゃう。ニッポンの社長なんか(1本目で)ドロドロのメイクみたいなんしてたから、それを落として全部着替えて、またメイクして頭セットして。(2本目の)ネタ合わせも潤沢にできる時間がないような」と裏の忙しさも想像していた。

 また、ミルクボーイにとって大阪芸術大落語研究会の後輩・ななまがりにも触れた。これまで空気階段・鈴木もぐらが「キングオブコント」、オダウエダ・植田紫帆が「THE W」で優勝しており、内海は「あと、ななまがりだけや、ってなって、この大会できて、ななまがりのための。最近、漫才に力入れてるし。ついにやなと思ったら…」と話して笑わせると、「おもろいんやけどな。ななまがりらしさ全開で」と健闘をたたえた。また、ABCテレビで番組化もされたユニット『関西コント保安協会』の3組であるニッ社、ロコディ、3位のセルライトスパが上位3組を独占したことにも触れた。

 ミルクボーイは大会の放送中の二刀流CMでたびたび登場。内海は「二刀流のCMやらしてもらったけど、やっぱり漫才師やなと思った」と言い、「コントは間とか慣れへんし、ミスったりするから何回も撮り直ししたけど、漫才はマジでほぼ一発やんな」と回想。駒場も「漫才は『これで行けます』ってなって」と笑い、鷲尾アナは「さすがM-1チャンピオン」と発した。内海は「チャンピオンだらけになるな。劇場の寄席とかがな」とイメージを膨らませていた。また、20日に結婚発表し、喜びが続いたケツも祝福した。

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