The Right Light「日本を照らせるような国民的存在に」 アミューズ発の新ボーイズグループ

芸能事務所・アミューズから新たなボーイズグループが誕生した。6人組ユニット「The Right Light」だ。アイドル誌「Myojo」(集英社)内でグループ名の募集を行うなど、デビュー前から注目を集めている。8月17日には、東京・Zepp DiverCityでプレデビューイベントを開催予定。メンバー全員が現役高校生と初々しい6人に現在の心境を語ってもらった。

8月17日にプレデビューするThe Right Light【写真:増田美咲】
8月17日にプレデビューするThe Right Light【写真:増田美咲】

8月17日に東京・Zepp DiverCityでプレデビューイベントを開催

 芸能事務所・アミューズから新たなボーイズグループが誕生した。6人組ユニット「The Right Light」だ。アイドル誌「Myojo」(集英社)内でグループ名の募集を行うなど、デビュー前から注目を集めている。8月17日には、東京・Zepp DiverCityでプレデビューイベントを開催予定。メンバー全員が現役高校生と初々しい6人に現在の心境を語ってもらった。(取材・文=中村彰洋)

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――6月22日には、初のファンイベントとなるハイタッチ会を開催しましたが、いかがでしたか。

松瀬太虹「応援してくださっている方々と初めての対面イベントということで、うれしさと緊張がありました。実際にお会いしてみると皆さんのすてきな笑顔で温かい気持ちになりました」

ショーン旺「最初はガチガチでしたが、応援してくださる方々の笑顔を見たら、緊張が解けてホッとすることができました」

西浦心乃助「率直にうれしかったです。『応援しています』などと言っていただけて、こういうお仕事をさせていただいているからこその経験だなと感じました。皆さんから幸せをいただきました」

黒木康正「応援してくださっていることを肌で感じ取ることができました。すごく背中を押していただけた感じがします」

木戸啓人「応援してくださっている方がいることをSNSを通して知っていましたが、実際に会いに来てくださって、皆さんの存在を実感することができ本当にうれしかったです」

星秀光「緊張していましたが、皆さんの笑顔やうれしそうな表情を見て、僕らもとても幸せな気持ちになりました。とにかく楽しかったです」

――ボーイズグループとしてデビューされましたが、皆さんの現在に至るまでの経緯を教えて下さい。

松瀬「この世界に入ったきっかけは『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でした。母が勝手に写真を送って応募していたので当時は目標も持っていなくて、アミューズに所属してからも、何がしたいか分からずにレッスンを受けていました。グループで活動するお話をいただいて、この6人で集まっても実感がなかったですし、今も期待と不安でいっぱいです。自分がボーイズグループで活動するなんて想像もしていなかったです」

ショーン「もともと音楽がとても好きで、父の影響でギターを弾くようになりました。そのうち人前でもやってみたいという気持ちが出てきて、中学生の頃に地元の長崎で路上ライブをしていました。そこで偶然スカウトしていただき、アミューズに所属することになりました。ボーイズグループで活動すると聞いた時はびっくりしました。不安もありましたが、うれしかったです」

西浦「僕は去年行われたアミューズの『NO MORE FILTER』というボーイズオーディションをきっかけに所属しました。知らない間に家族が応募していて、サッカーの部活から帰ってきたら、『1次が受かったから、次パソコンの前に座っておいて』と言われ、しばらくしたら今度は『次は合宿に行ってきて』と(笑)。何が起きているか分からないまま、最終審査まで進んでいきました。将来の夢が決まっていなかったので、自分がボーイズグループのメンバーになると聞いた時も『あ、そうなんだ』と良い意味でフラットに受け止めることができました」

黒木「街中でスカウトしていただくことがあって、家で調子に乗っていたら『だったらオーディション受けてみなよ』と母に言われて、僕も『NO MORE FILTER』に挑戦しました。賞金が300万円と書いてあったので、『バイクが買える!』とか思いながら応募し、結果入賞はできなかったのですが、このグループ活動のお話をいただくことができました。中学生の時に『プロサッカー選手になる』という夢を諦めてしまったのですが、このグループに加入して新しい夢ができたので、目標を持って活動できていることに感謝しています」

木戸「1年前に地元の長崎でスカウトしてくださった方から『こういうグループやりたいんだよね。ダンスも何もできなくていいから、やってみない?』と猛プッシュを受けて、とりあえず『はい』と答えました(笑)。何をするのか分からないまま東京へ連れていかれて、衣装に着替えて写真を撮られて、その後に車で山梨に連れていかれて……」

西浦「話だけ聞いてるとほぼ誘拐だよ(笑)」

木戸「そこでメンバーやマネジャーさんたちとお会いして、『楽しそうだな』と感じて、やっていこうと決断しました!」

――星さんはいかがですか。

星「僕は小さい頃からグループ活動をすることが夢でした。初めて嵐さんを見た時に、歌って踊るアイドルになりたいと思ったのですが、オーディションなどに挑戦する勇気が出ないまま、小中学生を過ごしていました。中学3年生の終わりごろに『形は違うけど、芸能界に入れるかも』と母が『NO MORE FILTER』に申し込んでくれて、僕も何も知らずにウェブ面接を受けて、合宿に進んで、という流れでした。結果合宿審査で終わってしまいましたが、ありがたいことに今回のお話をいただくことができました。本当にうれしくて、夢だったので『ぜひやらせてください!』とお伝えしました」

――『Myojo』で連載されていますが、いきなりの王道アイドル雑誌とのコラボでした。反響などはいかがでしたか。

松瀬「『Myojo』に載ると聞いて、『僕たちが載ってもいいのか?』と初めは思ってしまいましたが、とにかくうれしかったです。有名な雑誌なので、学校の同級生からも『太虹、Myojoに出るの!?』と声を掛けてもらえたりしました」

西浦「僕は2歳の頃、母にSUPER EIGHTさんのライブに連れて行ってもらったことがきっかけで『Myojo』を読むようになりました。STARTO ENTERTAINMENTのアーティストさんをずっと見てきたので、『Myojo』さんとの共同企画と聞いて本当に信じられなかったし、『出る側になるってどういうことなんだろう』と不思議な感覚でした」

6人の平均年齢は16歳【写真:増田美咲】
6人の平均年齢は16歳【写真:増田美咲】

グループ名は「本当にこのメンバーにピッタリで良い名前」

――The Right Lightというグループ名についての印象をお聞かせください。

ショーン「最初の印象は、このメンバーに合っているなと思いました。このグループの良さは、一人一人の個性だと思っています。一人一人の個性が光となって、ファンの方々の日常を照らすという意味でも、本当にピッタリで良い名前だと思っています」

星「このグループ名を聞いた時、僕の名前も秀光で”光”が入っているので、すごく運命的だなと思いました。The Right Lightには『応援してくださる方を光で照らす』という意味が込められていて、自分にもグループにも合っているなと思いました。名前が決まって、よりグループ感が増した気がしますし、活動が本格的に始まるなという感覚です」

――すでに『Right Light』と『Brand New Day』の2曲が解禁となっていますね。

黒木「最初はまだ人の曲を歌っている感覚でしたが、レコーディング時に『どの歌い方も正解』と言っていただけて、『本当に自分たちの曲なんだな』と実感しました」

木戸「初めて聴いた時、『どれだけ自分たちのものにできるかな』と考えました。何回もレコーディングをして、最初はうまく歌えませんでしたが、回数を重ねるごとに良くなっていくのを肌で感じました」

――今年の4月からは、ショーンさん・西浦さん・木戸さんも上京されましたが、それまでは月1で合宿をしていたとお聞きしました。

松瀬「1番最初の合宿では、メンバーと初対面だったので、レッスンというよりもコミュニケーションを取ることがメインでした。バーベキューをしたり、湖でボートに乗ったり、たくさんの思い出ができました」

西浦「年上組の3人(松瀬・黒木・星)は都内で、2人(ショーン・木戸)は長崎で日々レッスンをしていて、僕だけ関西で1人でした。こういった活動が初めてで、周りに頼る人もいなかったので、合宿でメンバーと話せることが楽しみでした。お風呂の時にみんなで反省会をするのが恒例になっていて熱く語ったりもました」

――とても青春していますね。

ショーン「のぼせるんですよ……(笑)」

黒木「はやく上がりたくてもみんな熱く語るので、上がらせてくれないんです(笑)」

西浦「でもそのおかげで目指す先が少しずつ同じ方向になってきているなと感じることができました」

――木戸さんは何か印象的な思い出はありましたか。

木戸「都内で合宿をした時、浅草のホテルに泊まって、レッスン前にメンバーで浅草寺にお散歩して、終わってからはスカイツリーにお散歩に行って……。みんなで浅草観光をしました(笑)」

西浦「ライトアップされた橋があって、走りたくなって、みんなで走りました。青春でした!」

――8月17日のプレデビューライブに向けての思いをお聞かせください。

黒木「僕は『Brand New Day』にしたいです!」

一同「(失笑)」

黒木「えー、助けてよ(笑)。うまいこと言ったつもりだったんだけど……。とにかく特別な日にしたいです!」

西浦「まではライブを観る側だったので、その経験を生かして、皆さんにもっと幸せや笑顔を届けられたらなと思っています」

松瀬「精神面ではなく、ビジュアル的にみんなまだまだ華奢なので、かっこよく筋肉をつけていきたいです(笑)」

西浦「パフォーマンにもつながるからね(笑)」

――今後、どんなグループになりたいですか。

松瀬「愛されるグループになりたいです。これだけ個性豊かなメンバーが集まったグループなので、応援してくださる方々に推しメンを見つけていただきたいです」

ショーン「人として愛される、国民的な存在を目指しています」

西浦「どこまでも初心を忘れずに突き進むのみです。その気持ちを持ち続けていないと、どこかでボロが出てしまうと思うので、絶対に忘れてはいけないと思っています」

黒木「感謝を忘れず、常に周りを巻き込みながら楽しませることができるグループにしていきたいです」

木戸「ファンの方々に愛されるグループになって、目指すは5年後に東京ドームです」

星「グループ名のThe Right Lightの通り、応援してくださる方を光で照らすのはもちろん、この6人で日本を照らせるような国民的グループになりたいです」

 ◇ ◇ ◇

□松瀬太虹(まつせ・だいじ/17歳)2007年9月25日、東京都出身。趣味はスケボー、特技は空手とバク転。グループのリーダー。

□ショーン旺(あき/15歳)2010年3月21日、イギリス出身。趣味はギターとヒューマンビートボックス、特技はヨーダの声マネ。日本とスコットランドのハーフ。

□西浦心乃助(にしうら・しんのすけ/16歳)2009年7月10日、兵庫県出身。趣味は映画鑑賞、特技はサッカー。ムードメーカー的な存在。

□黒木康正(くろき・こうせい/17歳)2007年8月28日、神奈川県出身。趣味は古着屋巡りと音楽鑑賞、特技はサッカー。グループ最年長でお兄さんキャラ。

□木戸啓人(きど・けいと/15歳)2010年2月20日、長崎県出身。趣味はゲームや釣り、お絵描き、特技はプログラミングと魚さばき。グループの中では不思議系キャラ。

□星秀光(ほし・ひでみつ/16歳)2008年9月20日、鹿児島県出身。趣味はパソコンゲーム、特技はバスケと長距離走。明るく元気なキャラクターが持ち味。

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