橋下徹氏、当選した北村晴男氏とバチバチ激論 共演者困惑「何言ってるか分からん」「ホンマに仲悪いの?」
元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹氏が21日、関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に出演した。番組では20日投開票だった参議院選挙を振り返り、比例代表で当選した日本保守党の北村晴男氏がリモート出演。かつて日本テレビ系『行列のできる法律相談所』で共演し、不仲とウワサされた2人が生放送で激論をかわした。

『旬感LIVEとれたてっ!』で共演
元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹氏が21日、関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に出演した。番組では20日投開票だった参議院選挙を振り返り、比例代表で当選した日本保守党の北村晴男氏がリモート出演。かつて日本テレビ系『行列のできる法律相談所』で共演し、不仲とウワサされた2人が生放送で激論をかわした。
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橋下氏は、個人別得票数で北村氏が約97万票を獲得したことに「これはすごい票数だと思いますよ」と敬意を表した後、「北村さん、お疲れさまでした」と呼びかけ、「ありがとうございました」という返事でやりとりがスタート。橋下氏の「選挙、大変でしょ?」に、「大変ですね、ホントに。結果がよく見えない。何か積み上げれば、自分のとこにきちんとバロメーターが出てくるならいいですけど。一体どこまで積み上がってるか、さっぱり分かんないんで。やっぱり難しかったですね」と返答。この辺りまでは穏やかなムードだった。
橋下氏が「だから現実で政治をやっていくと、コメンテーターでいろいろ言ってることとは違う世界があって、現実をやってかなきゃいけない中で、北村さんも僕に対して悪口ばっかり言ってましたけど、その現実はちょっと知ってもらえましたからね」と言うと、北村氏は「それは全然違いますね、意味が。選挙は初めてで大変難しかったけれども。自分の考えたこと、それはそのままぶつけていくと考えてます」と話すと、雲行きがあやしくなった。元日テレのMC・青木源太アナウンサーが「北村さんは橋下弁護士に対する見方は変わらないですか?」と尋ねると、「全く変わってないです」と即答した。
ここで橋下氏が「日本保守党、北村さんと百田(尚樹)さんとか有本(香)さんとか誹謗(ひぼう)中傷がすごいんですよ。僕に対しても」と話すと、一気にヒートアップ。橋下氏は「『中国企業に対しての関係性がある』とかどうのこうのとか言ってて、これは『ない』っていうことが裁判で確定したんだけども。税金で飯食う政治家になるんだから、裁判で確定したら謝罪はちゃんとしないといけないです」と主張する間も、北村氏が話を継続。青木アナは「お互いがしゃべるという『行列』みたいなことになってますけど」と言い、ハイヒールのリンゴは「何言ってるか分からん」と困惑した。
まず外国人政策という北村氏に対し、橋下氏は「僕は考え方は全然違うんで、まあ頑張ってはもらいたいんですけど、まあ2議席じゃあ、何もできないと思いますけどね」と指摘。北村氏は「それは間違ってるんですね。今の時代のこと、全く分かってない。橋下さんは」と反論すると、橋下氏も「まあ国会行ったら分かりますよ、その厳しさが」と返してCMに入った。
その後も、橋下氏は「国会議員で良くないのは、自分の能力だけが絶対的に上だと思うのはやめた方がいいと思う。どの国会議員もよく勉強してる、能力の高い人も多いんでね」とチクリ。北村氏は「多い少ないは別として、少なくとも与党は国民のことを考えてこなかったことは間違いないんで。だからこそこれだけ大敗した」とした。
票数を称えた後、リンゴは「北村先生、ホンマに仲悪いの?」と直球質問。北村氏は「橋下さんに聞いてもらえば分かりますけど、マジで仲悪いです」と断言して笑わせた。リンゴは「アタタタタ」と言い、青木アナは「それを顔出しでテレビで言えるんだから、僕いいと思います」とフォロー。最後の最後に北村氏は「橋下さん、また教えてください。ありがとうございました」と早口で言い残し、笑顔の橋下氏とリモート画面の2ショットで“バトル”は終了した。
