『ドラゴンボール』“やらかした”キャラ3選 作中で「最もクズ」の声があがるキャラも
約30年以上前から多くの人に愛されている大人気漫画『ドラゴンボール(DRAGON BALL)』(作:鳥山明)。孫悟空はもちろんのこと、ユニークなキャラクターが多く登場するのも本作品の魅力だろう。今回は『ドラゴンボール』でさまざまなことを理由にやらかしてしまったキャラクターを紹介する。

中にはその後に響くやらかしも…?
約30年以上前から多くの人に愛されている大人気漫画『ドラゴンボール(DRAGON BALL)』(作:鳥山明)。孫悟空はもちろんのこと、ユニークなキャラクターが多く登場するのも本作品の魅力だろう。今回は『ドラゴンボール』でさまざまなことを理由にやらかしてしまったキャラクターを紹介する。
1人目は、レッドリボン軍の総司令官・レッド総帥だ。ドラゴンボールを奪い世界征服を企む彼は、非常に怒りやすい性格をしており、部下には特に厳しい人物である。しかし、悟空には歯が立たず、暗殺者まで雇ったものの、結局ドラゴンボールは悟空の手に渡ってしまう。
そんなレッド総帥だが、実は世界征服が真の目的ではなかった。学生時代から背が低いことをコンプレックスに感じており、ドラゴンボールを手に入れて背を伸ばすことが彼の目的だったようだ。結果として、その目論みが部下にばれて殺されてしまう。
ネット上で「そりゃ始末されるのも仕方ない」「それだけ身長って大事なんだね」など、結末に呆れてしまう声や、身長の悩みに同情する声などさまざまな意見があがっていた。
2人目は、第138話に初登場したヤジロベー。食いしん坊な性格で、焼いていた魚を食べられたからという理由で悟空と戦った過去もある。ヤジロベーのやらかしで有名なのが「仙豆」の食べすぎだ。
仙豆とは塔の上から地上を見守っているカリン様が育てている不思議な豆で、1粒食べれば10日間飢えを凌ぐことができ、重症のケガもすぐに回復する効果を持つ。
ピッコロ大魔王に倒されて瀕死の状態の悟空を救出した際、ヤジロベーはごちそうを食べさせてもらう約束のために、カリン様がいる塔まで悟空を背負い送り届けた。その後、悟空と約束をした“ごちそう”が仙豆だと知ったヤジロベーは、想像していたごちそうとの違いに怒り、大量に仙豆を食べて苦しむことになる。
2022年の節分にはドラゴンボール公式アカウントがX(旧ツイッター)で「仙豆を食べたキャラクターランキング」を発表しており、悟空が11粒で2位なのに対し「食事のためたくさん」という理由で、ヤジロベーは堂々の1位を獲得している。のちに続くストーリーでは仙豆が少ないことをカリン様も言及しており、「絶対ヤジロベーのせいだ」「食べすぎだろ」という読者の声が多数寄せられた。
最後に紹介するのは魔人ブウ編で登場する、名もなきライフル銃の男だ。彼のやらかしポイントは、そもそも“事の発端”を作ってしまったという点だろう。地球で殺戮を繰り返す魔人ブウは、ミスター・サタンとの交流によって優しい性格へと変化していく。しかし、ライフル銃の男に愛犬ベエが撃たれてしまい、ブウの中で善と純粋悪が分離することに。
ブウの分離から大規模な戦闘へと発展していくのだが、彼が余計なことをしなければミスター・サタンとブウは幸せに暮らしていたかもしれないといった考察も。ネット上でも「ドラゴンボール界で最もクズ」などと、ライフル銃の男を毛嫌いしているファンも多いようだ。登場回数が少ないのにも関わらず、ここまで好かれていないキャラクターも珍しい。
