【べらぼう】誰袖が幸せ一転、悲しみのどん底に 無念晴らそうと動く蔦重

俳優の横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じるNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)。18世紀半ばに江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸に描く痛快エンターテインメント。第27回では佐野政言(矢本悠馬)の悲しい人生とラストシーンで田沼意知(宮沢氷魚)に切りかかろうとする流れが描かれた。また、誰袖(福原遥)には意知から身請けに向けたうれしい手紙が届き幸せな様子も描かれていた。7月27日放送の第28回はどんな展開になるのか。

城中の政言(後方=矢本悠馬)と意知(宮沢氷魚)【写真:(C)NHK】
城中の政言(後方=矢本悠馬)と意知(宮沢氷魚)【写真:(C)NHK】

横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じる大河ドラマ 第28回の見どころ紹介

 俳優の横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じるNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)。18世紀半ばに江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸に描く痛快エンターテインメント。第27回では佐野政言(矢本悠馬)の悲しい人生とラストシーンで田沼意知(宮沢氷魚)に切りかかろうとする流れが描かれた。また、誰袖(福原遥)には意知から身請けに向けたうれしい手紙が届き幸せな様子も描かれていた。7月27日放送の第28回はどんな展開になるのか。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 NHKによると、城中で意知が佐野政言に切られ、志半ばで命を落とし、政言も切腹する。後日、市中を進む意知の葬列を蔦重たちが見守る中、突如石が投げ込まれ、場が騒然となり、誰袖は棺を庇い駆け出す……。憔悴しきった誰袖を前に、蔦重は亡き意知の無念を晴らす術を考え始める。そんな中、政演(古川雄大)が見せた一枚の絵をきっかけに、仇討ちを題材にした新たな黄表紙の企画を実行する。

 身請け話がいい形になりそうな状態から一転して悲しみのどん底に突き落とされた形の誰袖。第27回の本編放送後の次回予告では誰袖の「仇を討っておくんなし」と叫ぶ声が聞こえた。また白い着物姿の誰袖が小刀のような物を鞘から抜く映像も。誰袖の悲しみとその後がどう描かれるのか注目したい。

 また次回予告には「真の仇は誰だ?」という字幕と冒頭では蔦重が「裏で糸を引いている者がおると考えられませぬか?」と話す姿があった。蔦重が仇討ちを題材にした新たな黄表紙の企画を実行するようだが、「佐野世直大明神」というサブタイトルのある中、蔦重の動きと世の中の反応がどう描かれるのかも気になる。

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