東京在住の立川志らく、関西万博行きに慎重なワケ「腰は痛いわ、子どもはちっちゃい」

落語家の立川志らくが19日、関西テレビ『ドっとコネクト』(土曜午前11時20分)に出演。番組では大阪・関西万博について取り上げた。

立川志らく【写真:ENCOUNT編集部】
立川志らく【写真:ENCOUNT編集部】

『ドっとコネクト』に出演

 落語家の立川志らくが19日、関西テレビ『ドっとコネクト』(土曜午前11時20分)に出演。番組では大阪・関西万博について取り上げた。

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 来場者は1000万人を突破したが、内訳で65%が近畿圏からだったと紹介。大阪・兵庫が半数を占め、以下は東京、愛知、京都の順とされた。東京在住の志らくは「まだ行ってない。(今後は)今いろいろ考えてる。あの炎天下で大屋根リングの下でみんなくたびれてるのを見ると…。私みたいに(杖を持つほど)腰は痛いわ、子どももちっちゃいんですよ。だから、どうしようかなっていう」と話した後、「ただ、万博のことを否定すると、橋下さん(元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹氏)も面倒くさいから。いろいろ言ってくるからね」と明かして笑わせた。

 志らくは「東京が3番目。1位になったっておかしくないのに行かないのは、子ども連れで行く時に大人は『世界でいろんなところを見たい』って言うのはあるんですよ。子どもは世界の国の歴史とかどうでもよくて。やっぱり(近くに)USJがあるから、『ハリーポッター見たいよ』って言われたら、いくらミャクミャク君が人気あるったって、ミャクミャクはハリーポッターに勝てないでしょう」とコメント。

 MCの石井亮次アナウンサーは「ただ、ミャクミャクは期間限定ですからね。あと3か月ですよ」とフォローした。それでも、東京の幼い子がいる家庭について、志らくは「USJを選んじゃうってのが現状ですね」と見解を示した。

 元テレビ朝日アナウンサーで弁護士の西脇享輔氏は、万博について海外から訪れた人の評価が高く、関西以外の国内の熱は低いと指摘。石井アナが「ここからなのかもしれませんけどね。後半、駆け込みでみんなウワ~ッと来るかも」と話すと、志らくは「いろんな有名な人がもっと(万博について)言えばいいんだけど、東京なんかでは橋下さんは『絶対行くべきだ』、あと辛坊治郎さんとかが『絶対行くべきだ』って。めんどくせえ人が言うから逆効果。『何か裏があるんじゃねえか』って」と深読み。笑いが起こると、石井アナは「もうちょっと明るく爽やかな人が言うなら」と乗っかった。

 PR効果ありに3人組ロックバンド・Mrs. GREEN APPLEの名前が挙がる中、橋下氏は「これは狙い通り。東京圏の人なんか来ていらなかったの」と暴走発言。進行の関西テレビ・谷元星奈アナが「いやいや、そんなことないです」と必死に制する中、橋下氏は「いいの、いいの。近畿圏と海外だけでいいの」と主張を続けた。西脇氏が「経済効果は東京から宿泊で来る人でカウントされる」と言うと、橋下氏は「いらない。いらない。いらない。十分、経済効果出てます」と口にした。

 石井アナが「チケット販売好調やし」と言うと、橋下氏は「そういう数字はいらないの。2800万人っていう(想定)入場者の数もいらない。いらない。愛知万博を前提にしただけで、2800万人来たら大混雑するし。チケットもこんなの会場運営費のわずかばかりのお金の話だから、こんなの全部、大阪府と大阪市で全部金出しゃいいんだから」とまくしたて「もう、今大成功!」と力を込めて言い切った。

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