劇団4ドル50セント・大槻理子&菅原理久十、初の劇団公演に挑戦「新しい風を吹かせられるように頑張ります」

秋元康氏プロデュースの劇団4ドル50セントと萩田頌豊与氏が主宰・作・演出を務める劇団・東京にこにこちゃんのコラボ公演『となりの奪言ちゃん』(7月17日より東京・上野ストアハウスにて上演)のフォトコール&全体取材会が16日、同所で行われ、劇団4ドル50セントの大槻理子、菅原理久十、前田悠雅、中村碧十、田中音江らが出席した。

取材会に参加した菅原理久十(左)と大槻理子【写真:ENCOUNT編集部】
取材会に参加した菅原理久十(左)と大槻理子【写真:ENCOUNT編集部】

演劇集団とコラボ公演

 秋元康氏プロデュースの劇団4ドル50セントと萩田頌豊与氏が主宰・作・演出を務める劇団・東京にこにこちゃんのコラボ公演『となりの奪言ちゃん』(7月17日より東京・上野ストアハウスにて上演)のフォトコール&全体取材会が16日、同所で行われ、劇団4ドル50セントの大槻理子、菅原理久十、前田悠雅、中村碧十、田中音江らが出席した。

 劇団4ドル50セントにとって約2年ぶりの劇団公演となる本作。話題の演劇集団「東京にこにこちゃん」とのコラボ公演となり、シチュエーションコメディを展開。最初から最後まで笑いが絶えない、純度200%のハッピーエンドストーリーを届ける。また、2024年に3期生で加入した大槻と菅原の2名が初めての劇団公演に挑戦する作品となっている。

 本作が、どんな作品になっているか尋ねられた中村は「基本的にバカな高校生たちが、言葉を奪われていってしまう青春コメディで、ずっとふざけているように思うかもしれないんですけど、合間に核心をつくようなセリフがたくさん散りばめられているので、そこに注目して見てほしいです」と紹介。キャストの番手が決まっておらず、一人ひとりにスポットが当てられているそうで、前田は「全員主役の気持ちで取り組みたいと思っています」と力強く語った。

 また、昨年10月に劇団4ドル50セントに加入し、本作が初めての劇団公演となる大槻と菅原は、意気込みを聞かれる場面も。菅原は「初めての劇団での舞台ということだけでもすごく楽しみなんですけど、にこにこちゃんさんとのコラボ公演ということで、倍で楽しみで、稽古のときから楽しんでやれているので、ゲネと明日からの本番が楽しみです」と胸を躍らせた。また、加入前にアイドル経験がある大槻は3・4年ぶりの舞台だそうで「以前、(劇団4ドル50セントの)7周年記念公演を見た際に、熱量に刺激を受けたので、今回こうして舞台に立てることがうれしいです。コラボ公演ということで、また違った空気感を伝えることができたらうれしいですし、3期生として新しい風を吹かせられるように個人的にも3期生としても頑張ります」と言葉に力を込めた。

 さらに、本作の内容にちなみ、奪われたら嫌な言葉を尋ねられると、“自分の名前”と答えた田中は「名前にいろんなものが込められているなと呼ばれるたびに思うので、そう思いました」と語り、中村は“ごめんなさい”、菅原は“ありがとう”と答え、それぞれ「その言葉が言えないともどかしい」とコメント。

 前田は“今日ご飯なに?”と答え「母と住んでいるんですけど、帰宅する時間にまず母に『今日ご飯なに?』って聞くのが日課なので、それがなくなると寂しいと思いました」としみじみ。大槻は“会おうよ”と答え「人とコミュニケーションを取るのが好きで、今はSNS社会なので会うまでが大事だなと思っているので、会うきっかけの言葉がなくなったら嫌だなと思いました」と吐露した。

次のページへ (2/2) 【写真】取材会での劇団4ドル50セントの集合写真
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