明石家さんま、吉本をやめようとした過去告白 他事務所から“引き抜き話”「今の3倍あげる」
お笑い芸人の明石家さんまが13日、フジテレビ系『発見!タカトシランドSP 明石家さんまと北海道で夢かなえて旅』(日曜午後4時5分)に出演。所属事務所である吉本興業をやめようとした過去を明かした。

ビートたけしのおかげでギャラアップ
お笑い芸人の明石家さんまが13日、フジテレビ系『発見!タカトシランドSP 明石家さんまと北海道で夢かなえて旅』(日曜午後4時5分)に出演。所属事務所である吉本興業をやめようとした過去を明かした。
番組では、フジテレビ系伝説的バラエティー『オレたちひょうきん族』(1981年5月~89年10月)の話題で盛り上がった。さんまはブラックデビルなどのキャラで活躍したものの、「そんだけやってギャラはバーターやから、吉本。一番少なかった」という。ある日、ビートたけしに「お前、これいくらもらってんの?」と聞かれたそうで、素直に「これこれです」と額を告げたところ、「すまねぇなぁ」とつぶやかれた後、「申し訳ないから、構成料としてさんまに振り込んであげてくれ。吉本に関係なく。個人口座に入れてあげてくれ」との配慮が施されたと感謝した。
これを受け、共演のタカアンドトシ・トシが「さんまさんも言うでしょ。ちょっと待ってくれ、と。俺、こんなにやってるのに、なんでギャラこれやねんっていうのは……」と聞くと、さんまは「だから、他の事務所、東京のね。『うちに来い。今の3倍あげるからうちに来い』とか」とオファーがあったことを回想。「愛川欽也さんなんか『さんまちゃん、うちの事務所に来たら国立競技場3個買えるよ』とか。冗談やろうけど、それだけ払うよってことやねんけども……」と笑った。
続けて、「その時に、30(歳)の時に(吉本興業を)やめさせていただきたい」と伝えたことも告白。事務所からは「なんでや? それは困る。(ギャラは)この割合でいくんで、吉本に残ってくれ。看板として吉本に残ってほしいんで。すまん、この割合でいかせていただいて。やめさせるわけにはいきません」と懇願されたそうで、さんまは「後輩たちもいたし……。で、やめなかっただけのことや」と振り返った。
