俳優の新田真剣佑が12日、TBS系『人生最高レストラン』（土曜深夜0時35分）に出演。Netflixの実写版『ONE PIECE』にまつわる秘話を語った。

　実写版『ONE PIECE』は23年8月31日から配信開始。新田はゾロ役を演じた。番組中、MCの極楽とんぼ・加藤浩次が「あれはすごいハマリ役でしたね」と褒めちぎると、新田は「おかげさまで。どの国行っても『あ、ゾロだ！』って言われます」と感謝。そのまま「『ゾロだ！』って言われるんですよ？　『あぁ！　オレ、ゾロか！』って……」と興奮した。

　その後、加藤が「あれは、どうなって決まったんですか？」と聞くと、新田は「巨大なオーディションをしてたらしいです」と発言。「最初はでも、『ONE PIECEです』っていってオーディションはしないんです」と述べ、「『大型作品です』っていう紹介の仕方なんですよ」と続けた。

　ただ当時、新田は映画『聖闘士星矢 The Beginning』の撮影中。「ハンガリーのブダペストで撮っていて」と振り返ると、「その最中にオーディションが来ました。でも、初の主演でハリウッド作品なので。気合い入れてやってるんで。ちょっと集中させてもらえますかって、1回断りました」と告げた。

　これに一同が驚くと、新田は「ただ、もう1回『どうですか？』って。それほど英語しゃべれる日本人が必要なのかと思って……」と説明。「どんな作品なのか」と聞いたところ、「ONE PIECEです」と伝えられたそうだ。

　新田は「おやおや？　ってなるじゃないですか。話が変わってくるなぁ思って」と回想。「じゃあ、役を教えてくれたら（オーディションを）受けます」と決断したそうで、スタッフから「ロロノア・ゾロです」と告げられた瞬間、「やります！」と即答したことを明かした。

　これには加藤も「なにそれ!?　現金だねぇ」と大笑い。新田は「ロロノア・ゾロですよ？」と語気を強め、さらにスタジオを爆笑させる場面もあった。