南野陽子、水着撮影は「嫌だった」 現場で“NG”→中座…強気な態度に共演者驚き

俳優で歌手の南野陽子が12日、関西テレビ『おかべろ』(土曜午後2時28分)に出演。デビュー40周年を迎えたが、アイドル時代から自分の考えをしっかりもって動いてきたと明かした。

南野陽子【写真:荒川祐史】
南野陽子【写真:荒川祐史】

芸能人水泳大会とレコード会社対抗運動会に「出たくない」と条件提示

 俳優で歌手の南野陽子が12日、関西テレビ『おかべろ』(土曜午後2時28分)に出演。デビュー40周年を迎えたが、アイドル時代から自分の考えをしっかりもって動いてきたと明かした。

「わがままじゃないのよ。グラビアはしっかり自己主張」のトークテーマでは、17歳で上京した南野に対し、NON STYLE・石田明が「10代のころとか水着の撮影とか抵抗あったんですか?」と質問。南野が「イヤだった」と即答すると、石田は「すごいイヤな言い方しましたね」とつっこんだ。

 レコード会社のオーディションで幹部と対面した際について、南野は「どうしても(芸能人)水泳大会と、レコード会社対抗の運動会に出たくないんで、『その2つに出なくていいんだったら、レコードデビューしてもいいです』って言ったの」と告白。石田は「それが交換条件やったんですか」と驚き、ナインティナイン・岡村隆史も「ごっつい上からの交渉というか」と続いた。

 南野は「本当はテレビの世界に憧れもあるから出たいけど、どうしても(2つは)。(水泳大会は)泳げもしないし、水着もイヤだし。『無理と思ったら言っとかないと、なったらやらされるのか』と思って、そこが心配で。最初にそう言ったぐらいだから、本当にイヤだったんですよ」と当時を思い返した。

 岡村は「芸能界に最初にNG事項を作ったのは南野陽子さんですね。『これはできませんよ』っていうのを」とコメント。南野は「でも、迷惑かけちゃうから。やっぱりできないものに対して、割と衣装とかでも『えっ、これは無理です』とか。『ワンピースと約束してましたよね? 水着のワンピースだと思ってないです。洋風のワンピースだと思ってたんで、なしです』とか言って、帰ったこととかあります」と打ち明けた。

 笑いが起きる中、南野は「水着が3枚ぐらい用意してあったんです。『えっ、聞いてません』って。『でもアイドルなんだから言うこと聞けよ!』って言われたから、『あっ、無理』と思って、『ごめんなさい。お約束と違うので失礼します』(って)」とやりとりを回想。石田から「それ何の現場やったんですか?」と聞かれ、南野は「コマーシャル」と返した。

 石田が「えっ」と驚き、岡村は「コマーシャルはでかいですよ」と発言した。石田が「たくさん(ギャラを)いただけるんですよ」と言い、岡村が「そうですよ」と肯定。南野は「でも、そんなこともわかんないし。子どもだと『生意気』とか『わがまま』って言われることに対してはすごく傷はついたけど、でも、その前に『芸能界に流されてはいけないの』(っていう)。自分なりの正義の方が勝っていて、『これは絶対言わないと流されちゃうよね』っていうので」と若き日の思いを明かした。

 石田が「芯が強い」と言うと、南野は「でも、その言い方はあったと思いますよね。『私はこう思うから、こうできません』って言えば良かったけど、『無理っ!』て言ったり」と当時を再現。笑いが起きる中、石田から「『無理っ、無理っ』」と口調をまねていじられた。

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