3人組ロックバンド・Mrs. GREEN APPLEの大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架が12日、都内で行われた「Mrs. GREEN APPLE on “Harmony” SPECIAL GREETING ＆ CINEMA VIEWING」に出席。ライブなどにまつわるトークを展開した。

　今回は、同グループのライブBlu-ray・DVD『Mrs. GREEN APPLE on “Harmony”』（発売中）が8日に発売されたことを記念し、同ライブ映像を映画館で上映する一度限りのイベント上映を実施した。

　大森は「僕らはステージに立っているので、世界で唯一ミセスのライブを見ることができない3人」と表現。同作について「本当にライブ会場にいるような、すごい不思議な気持ち。『あ、こうやって届いているのかも』と思ったら、なんかすごい楽しいことができていたのかもしれないなと思えるぐらい、僕は好きな映像作品ですね」と話した。

　また、会場ではSNSで募集したファンの質問に答えることに。小学5年生から届いたという「『Harmony』の中で一番自分の性格に近い曲は何か」という問いに大森は「いい質問」とうなり、「『Part of me』とか『Feeling』とかそこらへんが、僕は歌っててキュッとなります」と回答した。

　また、「『Harmony』の2回目はありますか？」という質問に対し、大森は「ミセスは年間の打ち合わせを、僕を中心にスタッフとしている。僕だけが知っているミセスの未来がある。2人には話していないことが全然ある」と言うと、若井と藤澤は「そうみたいです」とうなずいた。

　続けて大森は「（もう一度）『Harmony』っていう話しました」と切り出すと、会場から「おぉ！」と歓声が。「『いついつ、何年くらいに『Harmony』とかというのがありえるかもな～』というブレストレベルの話をしました。断言できないですけど、議題にあがりました」と告白。

　大森は驚く他2人のメンバーを見て「メンバー初知り！」と笑い、「『Harmony』というタイトルはとっても良かったな、と。ああいう特別な音楽体験、生の楽器で、リッチな、豊かな感じで音楽を体験できる機会だったので、『またやれるといいね～』とかいう話はしました」と説明。自然と会場から拍手が起きた。

『Harmony』はオリコンデイリーチャートにてBlu-ray・DVDともにランキング1位、『ライラック』がストリーミングランキング1位、アニバーサリーベストアルバム『10』がアルバムランキング1位とオリコン史上初の4冠を達成。会場では、バンドがデビュー10周年を迎えたことや4冠を記念し、サプライズでケーキと花束のプレゼントも行われ、会場から「おめでとー！」と大歓声が巻き起こった。