鈴木亮平、『MER』屋外イベントがゲリラ雷雨で「MERらしい天気だね~」 “即席ハイタッチ会”に泣き出す観客も

俳優の鈴木亮平が10日、都内で行われた劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』(8月1日公開)のカーペットイベントに出席した。雷雨のイベントを楽しんだ。

大雨の中、即席でファンとハイタッチした鈴木亮平【写真:ENCOUNT編集部】
大雨の中、即席でファンとハイタッチした鈴木亮平【写真:ENCOUNT編集部】

イベントの時間短縮、鈴木が突然のハイタッチ開始

 俳優の鈴木亮平が10日、都内で行われた劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』(8月1日公開)のカーペットイベントに出席した。雷雨のイベントを楽しんだ。

 雷まじりの大雨の中に集った大勢の観客、報道陣に対して鈴木は「こんな雨の中、ありがとうございます」と感謝。撮影時は「実は、これと比じゃないくらいの雨が降っている日もありました。ですが、映画を見てみると、すべて晴れわたっております(笑)。これが映画のマジックです」とジョークを飛ばし、観客を笑わせる一幕も。
 
 続けて「今回の舞台、沖縄と鹿児島なんですね。鹿児島にはですね、出演しました大河ドラマ(『西郷どん』)を通して並々ならぬ思いがありまして、鹿児島では、雨は島津雨と言いまして、いいことの前に降ると言われております。ですので、これは吉兆です! 今鳴っている雷も、天が祝砲を鳴らしてくれているんだなと思います」とほほ笑んだ。

 他方、鹿児島県では7月現在、トカラ列島近海を震源とする群発地震が発生しており、十島村の悪石島および小宝島の住民が避難を余儀なくされている。

 鈴木は「現在、トカラ列島の十島村で避難されている方々、そして不安な日々を過ごしている方々、最前線で対応されている方々、すべての方々にお祈りとエールをしたいと思います」とコメントした。

 会場では、トーク中も爆音の雷が鳴り、鈴木らは「MERらしい天気だね~」と笑った。それでも本イベントの時間が短縮されると、鈴木は申し訳なく思ったのか、終了報道陣向けの写真撮影が始まる直前、ステージからカーペットに降りるや、両サイドにいたずぶ濡れの観客のもとへダッシュしてハイタッチを開始。それにつられて他キャスト陣も観客とのハイタッチに参加。まさかのサプライズ演出に大歓声が巻き起こり、泣き出す観客も出た。

 同イベントには、江口洋介、菜々緒、高杉真宙、生見愛瑠、宮澤エマ、賀来賢人、石田ゆり子、松木彩監督も出席した。

 同作は、2021年にTBS日曜劇場枠で放送されたテレビ版に次ぐ、劇場版第2弾の救命医療ドラマ。救命救急医療のスペシャリスト集団「TOKYO MER」のチーフドクターである喜多見幸太(鈴木)は、南海MERに指導医として派遣される。そんなある日、鹿児島県・諏訪之瀬島で大規模噴火が発生。喜多見たちは決死のミッションに挑む。

次のページへ (2/2) 【写真】『TOKYO MER』屋外イベントの様子
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