30年以上昼の帯番組でMC 小堺一機が収入事情を告白 当初は月に「何十万円」も…1クールごとにアップ

タレントの小堺一機が9日、ABC『これ余談なんですけど…』に出演。フジテレビ系で1984年10月から2016年3月末まで約31年半続いた昼の帯番組『いただきます』『ごきげんよう』で司会を務めたが、これまでの収入事情を明かした。

小堺一機【写真:ENCOUNT編集部】
小堺一機【写真:ENCOUNT編集部】

ABC『これ余談なんですけど…』

 タレントの小堺一機が9日、ABC『これ余談なんですけど…』に出演。フジテレビ系で1984年10月から2016年3月末まで約31年半続いた昼の帯番組『いただきます』『ごきげんよう』で司会を務めたが、これまでの収入事情を明かした。

 この日は『ごきげんよう』名物のサイコロトークを再現。番組調査の『関西人が小堺に聞きたいこと』6個をサイコロに張り付けた。『ごきげんようでいくら稼いだ?』を出そうとサイコロを持ったMCのかまいたち・山内健司に対し、小堺は「お願いします!」とゴーサイン。相方・濱家隆一から「クセついてて、さっきから全部(サイコロを振る際の)『お願いします』を小堺さんが言ってらっしゃる」とツッコミ。笑いが起きる中、小堺は「すいません。もう(終わってから約)10年たってるんだけど、やっぱり条件反射で」と返した。

 山内は明らかに反則をし、強引に「いくら稼いだ?」と絶叫しながら質問。街の声では『年間1億(円)で30億』と推定されたが、濱家から「見立て」を聞かれた山内は「300億(円)です」と予想し「そんだけ番組が続いたら、どんどんギャラって絶対上がるじゃないですか」と理由を説明。濱家も「絶対上がりますね」と続いたが、小堺と同じ事務所のキャイ~ン・天野ひろゆきは「いま300億って言ったけど、300億を仮に小堺さんが稼いでるんだったら、(東京)五反田の浅井企画のビルはあんな細くないと思う。絶対もっとデカい」と懐疑的だった。

 小堺は「正直言って、(『いただきます』の)スタートのころは何十万円単位ですよ、月」と告白。山内が「1オンエアでいくらって計算じゃなかった?」と確認すると、小堺は「僕、聞かないから。今でもこの番組(『これ余談なんですけど…』)出ていくらなのか知らないし。聞いたことないですよ、僕」と返した。

 小堺は「事務所入って最初のころに、(浅井企画の)先代の社長がずるいんだよ。『欽ちゃんが“いま小堺にお金やっちゃダメだ”って言ってるから、あんまりあげないからね』って。だんだん、そういうけど、オレ毎日生(放送)やって、ドラマやって『これはないだろう』って」と不満を感じていたという。

 バブル景気だった当時、東京・六本木で明石家さんま、とんねるず・木梨憲武らとたまたま遭遇した際、さんまからギャラを聞かれ、正直に答えると「それはないで」と言われ、ほかのタレントも同調したという。小堺は「『そうなんだ』と思って、『何とかならないですかね』って言ったら、いきなり1ケタ変わって、『なんてこと』って思った」と打ち明け、「その後、社長が1クール、1クール終わると、『そろそろ小堺君のギャラをもう少し…』ってやってくれましたね」と回想した。

 濱家が「1クールごとに……、(31年で)何クールあったんや」と両手で幅を作ると、山内も「すごいよ」と発言。天野も「それがずっと続いてるから」と口にすると、小堺は「おかげで家族5人が安心して学校に行けて。朝昼晩食えて。『まあ、このぐらいの家いいなあ』って家に住めて。好きなときに好きなものが買えて。年に1回、友達と一緒にニューヨークに行けて、それの食事代、ステージ代を出せて。というぐらいです」と手にした収入での暮らしぶりを説明した。

 濱家は「こんなん言うのはあれなんですけど、そんなどころやないと思ってるんですよ」と納得せず。天野が「今の話を踏まえて山内、おいくらですか? 小堺さんのギャラ」と数字を聞くと、山内は「600億(円)」と倍増させて笑わせた。

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