萩本欽一が「怖すぎる~」 いきなりお題を出題→質問すると「あっ、聞いちゃった。聞いたら0点」
タレントの小堺一機が9日、ABC『これ余談なんですけど…』(水曜午後11時10分)に出演。師匠である萩本欽一の厳しい指導について言及した。

ABC『これ余談なんですけど…』
タレントの小堺一機が9日、ABC『これ余談なんですけど…』(水曜午後11時10分)に出演。師匠である萩本欽一の厳しい指導について言及した。
MCのかまいたち・濱家隆一から「大将(萩本)は厳しかったですか?」と聞かれ、小堺は「はい。正直言って、初めて会ったときに『“(24時間テレビ)愛は地球を救う”の人じゃない』と思いました」と返した。関根勤と萩本宅を訪れた初対面時について、「(萩本を見て)関根さんと『あっ』って言ったら、(萩本が)いきなりオレの方を指差して『はい、一番弱いヤクザ。出入りで一番前になっちゃった弱いヤクザ。はい!』って(お題を)言われました」と告白。
山内健司が「怖~っ」とおびえると、小堺は「『弱いヤクザですか?』『あっ、聞いちゃった。聞いたら0点』」とやりとりを披露。濱家も「怖すぎる~。聞くでしょう」と口にした。小堺は「オレも『はぁはぁはぁ』ってなったら、関根さんも横で『んんん』ってなってて。(萩本が関根に)『お前は?』(って言ったら)ちょっとタイムラグがあってから『はい、“お前ら女房、子どもはいるのか?”って言います』『おお、それね、普通の芝居だったら60点。コントだったら30点』って。そっからずっと『コントはどういうものか』っていうのを話されて」と回想した。
『お母ちゃんに怒られてんのお前。(その目の前の)ここにおまんじゅうあるんだよ。“おまんじゅう食いたい”っていうのやってみな』という別のお題でもダメ出しされたという小堺は、萩本が実演すると、顔を伏せながら、手でまんじゅうを探す仕草が面白かったと証言した。キャイ~ン・天野ひろゆきは、相方・ウド鈴木が萩本から「お母さんは?」と聞かれ「はい、1人います」と答えて「合格!」と言われたと明かした。小堺は「これはね、大将(が)一番好きな答え」と称賛。かまいたちは萩本と対面していないといい、天野から「きっとオーディションあるよ」と脅されると、濱家は「3日間ぐらい寝れなさそうです」とぼやいた。
萩本は「ただいま」の一言でも妥協しなかったという。小堺は「『ちょっと小堺、“ただいま”って帰って来てみな』って『欽どこ(欽ちゃんのどこまでやるの!?)』のセットで。『ただいまあ』『違う。ただいまだよ』。1時間ぐらい『ただいま』『違う』『ただいま』『何でできないんだ、お前』。大将がやると面白いんだよ。『わかったか?オレのやったことやんなよ』『はい』って(できなくて)汗かいちゃって、『こいつできない。おしまい』って終わっちゃって」と振り返った。
小堺は「ずいぶんたってから『大将、あれ何だったんですか?』って言ったら、『あれはね、お前“字”しか言ってなかったの。“ただいま”って字を言ってんの。セリフになってないんだよ。ただいまっていつ言うの?』『ウチ帰った時です』『1日の最後だろ? お前のただいまにはどんな1日だったかがない』(って)。オレ答えようがないんだよ。字だから。『はあ』って(理解した風に)言ったんだけど、訳分かんない」と告白。
当時の収録が水曜日で午後9時に終了後も指導が続き10時にはなっていたとし、小堺は「あのころ、ディスコは夜中までやってたから。一緒に出てた子と『このままじゃ帰れないよ』って、踊りながら『萩本死ね~』」と絶叫を再現して笑わせた。チークタイムで大音量が収まると黙ったとし、小堺は「誰か業界の人いるかもしれないし。SNSがあったら大変なことになってる」と話した。
