2024年放送の『24時間テレビ』寄付金は歴代2位 47年間の累計額は449億円に

2024年8月31日から9月1日にかけて放送された日本テレビ系『24時間テレビ47』の寄付金総額が15億8955万4167円で、歴代2位の記録(最高額は11年の第34回で19億8641万4252円)になったことが、公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会から発表された。前年23年の第46回後には、同局系日本海テレビ幹部による寄付金の着服事件が判明したが、同回総額8億4805万9341円と比べ、約1.87倍になった。

日本テレビ【写真:ENCOUNT編集部】
日本テレビ【写真:ENCOUNT編集部】

総額が15億8955万4167円

 2024年8月31日から9月1日にかけて放送された日本テレビ系『24時間テレビ47』の寄付金総額が15億8955万4167円で、歴代2位の記録(最高額は11年の第34回で19億8641万4252円)になったことが、公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会から発表された。前年23年の第46回後には、同局系日本海テレビ幹部による寄付金の着服事件が判明したが、同回総額8億4805万9341円と比べ、約1.87倍になった。

 このうち、お笑い芸人・やす子のマラソン児童養護施設募金は5億493万6310円にのぼった。集まった寄付をもとに、全国606の児童養護施設へ、図書カードや子ども服、自転車、スポーツ用品、パソコン、タブレットなど、計4922点の贈呈品が贈られた。さらに、施設運営を支えるため、食事券やテレビ、掃除機、サーキュレーター、空気清浄機、自動車なども届けられている。

 また、寄付金のうち約1億円は、児童養護施設を巣立った後、親や家族に頼れない若者を支える継続的なチャリティー事業に活用されているという。

 一般募金は、10億8461万7857円に達し、福祉支援、環境保護活動、自然災害からの復興支援などに使用されている(繰越金含む)。このうち4251万4025円は、2024年に発生した能登半島地震および奥能登豪雨の被災者支援として、石川県に義援金として拠出された。

 1978年の番組開始から現在に至るまでの47年間の寄付金累計額は449億1724万7807円となった。チャリティー委員会は、「全国の皆様からお預かりした寄付金は、公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会を通じて、全てをチャリティー事業費として活用させていただきます。なお、24時間テレビチャリティー委員会の運営経費は、日本テレビを含む委員会31社が負担しています」としている。

 やす子自身もXで「【ご報告】昨年の24時間テレビの募金額が15億8,955万4,167円
募金額が歴代2位とのことです 皆様本当にご協力ありがとうございました。その内 児童養護施設募金 は5億493万6,310円 全国606の児童養護施設へ4922点の贈呈品をお届けしました 今年も全力で頑張ります!」と呼びかけた。

 今年の『24時間テレビ48』は8月30日から31日にかけて放送予定。総合司会は上田晋也、羽鳥慎一、水卜麻美アナウンサーが務め、チャリティーパートナーとして浜辺美波、志尊淳、やす子、長嶋一茂、King & Prince(永瀬廉、高橋海人)、氷川きよしらが参加することが発表されている。

※高橋海人の「高」の正式表記ははしごだか

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