荒川弘氏による漫画『黄泉のツガイ』がテレビアニメ化されることが6日に発表された。アニメ化企画は、スクウェア・エニックス、アニプレックス、ボンズによる製作体制で始動し、ティザービジュアル、特報映像、メインスタッフの情報も同時に公開された。Xでは「黄泉のツガイ」がトレンド入りしている。

　本作は、『鋼の錬金術師』の原作者として知られる荒川氏が描く、“謎と怪奇が交錯する幻怪ファンタジー”。2003年から11年にかけて放送・公開された『鋼の錬金術師』シリーズと同じ制作陣が再集結した。

　監督は『ストレンヂア -無皇刃譚-』『絶園のテンペスト』などで知られる安藤真裕氏が務め、キャラクターデザインを『文豪ストレイドッグス』の新井伸浩氏、シリーズ構成を『デュラララ!!』『ゴールデンカムイ』の高木登氏、音楽を『Re:ゼロから始める異世界生活』『ゴールデンカムイ』の末廣健一郎氏が担当する。

　公開されたティザービジュアルには、主人公・ユルが荒れた大地に一人立ち、背後の2体の石像とともに弓を構える姿が描かれている。迫る戦いを予感させる、力強いイメージとなっている。特報映像では、多数の“ツガイ”たちが動めく中、『黄泉のツガイ』の世界観が垣間見え、ラストのユルの表情が物語の幕開けを印象づける内容となった。

　情報解禁から間もなく、Xでは「黄泉のツガイ」がトレンド入り。「ついにきたー！」「嬉しすぎる！」「ガチで漫画面白いからアニメ期待」「雰囲気最高すぎる」「はい視聴決定」「荒川先生、ほんとすごいな…。アニメ化何本目なんだろ」といった声があがっている。