『こころ旅』の先輩との絆 田中美佐子、火野正平さんとの思い出の1枚報告「なんで今頃見つかった?」

俳優の田中美佐子は、昨年11月に亡くなった火野正平さんを引き継ぎ、NHKBS『にっぽん縦断 こころ旅』(月~金曜午前7時45分、月~木曜午後0時30分、BS4Kは月~木曜午後7時)に出演している。5日までに自身のインスタグラムで、若き日の火野さんとの2ショットを披露している。

田中美佐子【写真:ENCOUNT編集部】
田中美佐子【写真:ENCOUNT編集部】

火野さんを引き継ぎ、『こころ旅』に出演

 俳優の田中美佐子は、昨年11月に亡くなった火野正平さんを引き継ぎ、NHKBS『にっぽん縦断 こころ旅』(月~金曜午前7時45分、月~木曜午後0時30分、BS4Kは月~木曜午後7時)に出演している。5日までに自身のインスタグラムで、若き日の火野さんとの2ショットを披露している。

 田中は「こんな写真出てきた。あまりに懐かしいからこころ旅先輩との思い出見てください」とつづり、火野さんとの思い出を振り返った。

「昔、山口県ロケで少し長めの滞在してる時、みんなで自転車借りてぶらぶらと散歩したり泳いだり。不破万作さんが泳げなくて、1人岸に残り、私たちは少し離れたところに停泊してあった船に向かって泳いで行った。漁師さんが海の中からいきなり出てきてサザエをたくさん持ち上げた。男性の海女さん? 漁師もやっていて時期によっては海女もやるとのことでした。クールだけどめちゃいい人で、船にあがってもいいし、すきなことしてなよとサラッと言ってまた海に潜っていった。寝転んで日向ぼっこしたり、飛び込みしたりいろんなことして遊びました。

 漁師さんに大きめのブイがあったので、それを借りて口に咥えて岸まで戻り、それに不破万作さんをつかませて私は口でロープを咥えて船まで連れて行こうとした。でも重くて前に進まない。船まで結構距離もあった。そこで『おーい、誰か1人来てー』と助けを求めて、2人でロープを持って不破さんを引っ張りながら泳いでなんとか船まで辿り着けた。万作さんも頑張ってブイに必死に捕まりながらバタ足してくれてました。泳げないと聞いたことはあってもほんとに泳げない人にあったのは初めてでした」

 田中は「この頃確か私は20代半ばだったと思う」と回想。火野さんを「正平ちゃん」と呼んでいたと振り返った。

「正平さんは当時は正平ちゃんと呼んでいたけど、それからお会いしていなかった。なぜ去年私を代走で呼んでくれたのかいまだにわからない。でもこの写真見つけた時、なんとなく、『ふーん、、』と思った。私たちどっかが似てるのかも。違うところだらけだったけど、どっか似てるのかも。と。不器用なところ。人見知りなとこ。人に思い切りなついてしまうとこ。気分によっては人にシャッター降ろしてしまうとこ。

 最後の電話で、楽しめと言われ、お前2度もやってくれるんだってなー、嬉しいわー、ありがとーなと言われた。もうすっかりその時点で35年以上振りのブランクもなかった。ほんとに不思議な人。でもこの写真ほんとに楽しそうでいい写真。なんで今頃見つかった? それも不思議」

田中美佐子の実際の投稿【写真:インスタグラム(@tanakamisako_)より】
田中美佐子の実際の投稿【写真:インスタグラム(@tanakamisako_)より】

“偶然”にもこのタイミングで見つかった懐かしの写真。投稿には、「お宝写真!!」「今の美佐子さんも素敵だけれど若い美佐子さんも可愛いね」「お兄ちゃんと妹に見えます」などの声が寄せられていた。

次のページへ (2/2) 【写真】30年超前の火野正平さんとの2ショット
1 2
あなたの“気になる”を教えてください