新たなアイドル活動のカタチ STU48メンバーが考えるグループの未来と“伝える使命”

「STU48号」での船上公演の模様【写真:(C)STU】
「STU48号」での船上公演の模様【写真:(C)STU】

STU48号が来春をめどに役目終了 薮下楓「船で踊れたのを人生の誇りにしたい」

――今年7月、AKBグループ史上初の船上劇場「STU48号」が来春をめどに専用劇場としての役割を終えることが発表されました。STU48号と歩む来春までの残り約半年間、そして場所を固定せず瀬戸内各地でパフォーマンスしていく予定の来春以降は、STU48の未来にとって大事な時間になるのではないかと思います。

瀧野「私たちのシンボルであるSTU48号が来春で終わってしまうのは、正直寂しいです。1期生は加入してからずっと完成を待ち望んでいました。STU48号での公演が永遠に続くものだとみんな思っていたなかで、専用劇場ではなくなるということで、このご時世で当たり前のことはないんだと改めて気付きました。残された期間は船との時間を大切にしながら、早く状況が落ち着いて、ファンの皆さんを乗せた中で公演したいです」

専用劇場としての役割を終える「STU48号」【写真:(C)STU】
専用劇場としての役割を終える「STU48号」【写真:(C)STU】

立仙「私は(2期研究生の)オーディション前のセミナーに参加した時、もし合格できたらSTU48号でたくさんライブができるんだと思って、憧れが膨らみました。(2019年12月の)お披露目でその場所に立てて、短い期間の中でもファンの方が目の前に座って笑顔でライブを見ている様子とか思い出が詰まっています。悲しい気持ちはありますけど、来春以降は私たちが皆さんに会いに行く形で、瀬戸内各地をめぐる公演が良い方向につながったらいいなと思います」

薮下「私も船で写真を撮ったり、思い出としてたくさん保存しておきたいです。船で踊れるアイドルは少ないと思うので、人生の誇りにしたいなと。怒られるかもしれないですけど、船に何かメッセージを書き残したいなと思っています(笑)」

瀧野「1つの海と7つの県を拠点にすることに変わりはないから、引き続き瀬戸内の魅力を私たちが伝えていきたいね」

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