山田邦子、今年65歳で体は「もうガタガタ」 主演舞台へプロレスラーと筋トレでダイエット
タレントの山田邦子が4日、都内で行われた主演舞台『ジャニス』の取材会に出席。芸能生活45年の印象的な出来事、歌手活動を振り返る場面があった。

川中美幸とのデュエットは「アゴが出ていて似ていたから」
タレントの山田邦子が4日、都内で行われた主演舞台『ジャニス』の取材会に出席。芸能生活45年の印象的な出来事、歌手活動を振り返る場面があった。
自身が座長を務める『Room NO.925(ルームナンバー・クニコ)』の第1回公演『ジャニス』が、8月20日から東京・銀座の博品館劇場で上演がスタート。物語は、1990年代に活躍し解散した伝説的な5人組ガールズバンド「ガーネット」の元メンバーのもとにメンバーだったデボラが亡くなったと訃報が届くことから始まり、山田は、解散後行方知れずだったジャニスを演じる。
山田は役柄について、「『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』が時にプリンセスプリンセスがデビューして、すごくかわいかった。『あんな感じかな?』とは、なんとなく思っています。でも、ルックスが違い過ぎる」と自虐トーク。50代という年齢設定については、「図々しいけど、それくらいはいけるかも。(自身の体は)もうガタガタになって来ました。64歳くらいまでは元気だった。65歳はけっこうきてまして、この舞台のためにダイエットをしたり、大好きなプロレスラーに見てもらって筋トレをしています」と明かした。
1980年に芸能界デビューを果たし、今年で芸能生活45周年を迎えた。印象的な出来事を聞くと、「学校の人気者でバスガイドのネタが当たって、それがレコード化されて(81年 全日本有線放送大賞)新人賞をいただいた。そこから、ここまで勘違いなんですが、常に音楽が大好きだった」と回想。「『やまかつ』でもCD、カセットを出させていただいた。音楽が私を救ってくれたんだと思います」と言及した。
2022年に川中美幸とデュエット曲『明日は今日より』をリリースしたことを説明すると、「ありえない大歌手とのデュエットなので、どうして実現したのか、音楽事務所に聞いたら、『2人ともちょっとアゴが出ていて似ていたから』と。そんなことでも仕事につながるのかと思いました。この顔で生んでくれたお母さんに感謝ですね」と邦子節を炸裂させ、「本当なのよ、これ。音楽の力を信じたいと思いました」と笑った。
乳がん闘病を経て、がんに関する知識と理解を呼びかけるチャリティー団体「スター混声合唱団」を始動。「病院で歌ったり、野原で歌うこともある。みんな大きな声を出して、泣いたり笑ったりする。音楽っていいなと感じます」と話すと、「今回の舞台も音楽が題材なので、これも45年の運命かなと思っています」と述べた。
取材会には、山像かおり、橋本祥平、水谷あつし、プロデューサーの難波利幸氏も出席した。
