矢沢永吉、28年ぶり連ドラ主題歌 番組Pの熱烈オファーで実現…6年ぶり新曲がドラマ本編で初解禁

歌手・矢沢永吉の6年ぶりの新曲『真実』が、9日スタートのフジテレビ系連続ドラマ『最後の鑑定人』(水曜午後10時)の主題歌に決定したことが4日、発表された。矢沢が連ドラの主題歌を手がけるのは、TBS系『ベストパートナー』(1997年)の『あの日のように』以来28年ぶりとなる。

矢沢永吉がドラマ『最後の鑑定人』の主題歌を担当する
矢沢永吉がドラマ『最後の鑑定人』の主題歌を担当する

矢沢永吉に番組プロデューサーが熱烈オファー、新曲はドラマ本編で初解禁

 歌手・矢沢永吉の6年ぶりの新曲『真実』が、9日スタートのフジテレビ系連続ドラマ『最後の鑑定人』(水曜午後10時)の主題歌に決定したことが4日、発表された。矢沢が連ドラの主題歌を手がけるのは、TBS系『ベストパートナー』(1997年)の『あの日のように』以来28年ぶりとなる。

 同作は、かつて科捜研のエースとして活躍し“最後の鑑定人”と呼ばれていた主人公が、科学的アプローチを駆使して難事件を解決に導いていくサイエンス×ミステリー作品。『永遠についての証明』で2018年に第9回野性時代フロンティア文学賞(現「小説 野性時代 新人賞」)を受賞した小説家・岩井圭也氏の同名小説が原作となっている。

 矢沢の主題歌担当は、番組プロデューサーの熱烈なオファーを受けて実現。新曲のタイトルは『真実』で、ドラマのストーリーに寄り添って制作された。気になる楽曲は、ドラマ本編で初めて解禁される。

 新曲『真実』は、スローで優しいメロディーに矢沢の特徴的な声が心地よく重なり、極上のバラードに仕上がった。歌詞には「嘘」や「真実」などドラマのキーワードが散りばめられており、愛のはかなさを表現する内容となっている。矢沢の唯一無二の音楽性がドラマに深みを与えることになりそうだ。

 矢沢は、1972年に伝説的ロックバンド・キャロルのリーダーとしてデビュー。バンドは社会現象となる人気を誇ったが、75年に解散。その後ソロに転向し、77年に日本人ソロ・ロックアーティストとして初の日本武道館公演、翌78年には後楽園球場公演を成功させるなど、“矢沢ブーム”を巻き起こした。2007年には武道館100回公演を達成。17年の『TRAVELING BUS 2017』では全国20か所26公演を実施し、自身の記録を更新した。69歳を迎えた18年にはアニバーサリーツアー「EIKICHI YAZAWA 69TH ANNIVERSARY TOUR 2018『STAY ROCK』」を開催し、現在もなお精力的に活動を続けている。近年ではアルバム『いつか、その日が来る日まで…』(19年)をリリースし、今年はソロデビュー50周年イヤーとして全国アリーナツアーや東京ドーム2Days公演も予定されている。

 矢沢のコメントは下記の通り。

「このたび、28年ぶりのドラマとのタイアップ。矢沢永吉のメロディーを選んでくださり、本当にありがとうございます。タイトルが『真実』というんですけど、ドラマ『最後の鑑定人』とはたしてどんな反応が起こるのか……今からとても楽しみです」

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください