刺身パックに入った大葉に違和感…「間違えて食べちゃう」「無い方がマシ」スーパーへの要望に共感殺到

「スーパーの方々へ、お願いです」――。刺身パックを買ったら、あることに気付いた。大葉だと思っていたものは、“食べられないフィルム”だった。地球環境を考慮すると、どうなのか。SNSでの投げかけが話題を呼んだ。投稿者の真意とは。

刺身パックの大葉に“違和感”が(写真はイメージ)【写真:写真AC】
刺身パックの大葉に“違和感”が(写真はイメージ)【写真:写真AC】

「炒めたら溶けました」の声も

「スーパーの方々へ、お願いです」――。刺身パックを買ったら、あることに気付いた。大葉だと思っていたものは、“食べられないフィルム”だった。地球環境を考慮すると、どうなのか。SNSでの投げかけが話題を呼んだ。投稿者の真意とは。

 和柄のパックに、大根のつま。その上に、緑色の葉っぱのようなものが2つ乗っている。よく見ると、「両面抗菌フィルム使用 食べられません」という注意書きが記されている。

「スーパーの方々へ
お願いです、大葉にそっくりな
プラスチックごみ入れるのを
やめてください
無い方がマシです」

 Xに違和感について投稿したのは、キャリーマリス(@kyarimarisu)さん。「銭湯大好き! 古き良き文化を守りたい人です」と自己紹介する。

 キャリーマリスさんが抱く問題意識は、プラスチックに関連する環境負荷だ。「レジ袋有料化ってプラスチックの削減じゃなかったですっけ? なぜプラごみを増やすんでしょうね? プラスチックごみのリサイクルにも疑問を抱いております」と呼びかける。

 投稿は1280件以上のいいねを集めており、「あーっ!ワイもこれ入ってたことあるわ!」「同感です」「炒めたら溶けました。全くの同意です」「えーそんなんあるん!?」「間違えて食べちゃう」「それな~ あと、プラスティックの菊の花みたいなのも要らんよね」など、共感の声が寄せられている。

正体は抗菌フィルムだった【写真:本人提供】
正体は抗菌フィルムだった【写真:本人提供】

「リアルなだけにリスクがありそうですね」

 一方で、食品商品は見た目も重要だと言え、衛生面で抗菌が求められている側面もある。「私もそう思う でもきっと売り上げが変わるんだろうなぁ」「色合い的に緑あるといいもんね~ そんなんできたんか」「それ、抗菌フィルムでっせ」といった多様な意見が届いている。

 リアルなデザインのフィルムは一見すると、植物の大葉とまぎらわしく見える部分はある。誤食には要注意だ。キャリーマリスさんは「お年寄りは危ないと思います。間違えて誤飲することもあるかも。リアルなだけにリスクがありそうですね。『食べれません!』の緑の抗菌シートでよさそうですよね」と提案している。

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