今月20日に一般女性との結婚を発表したお笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二が29日、都内で行われた『映画クレヨンしんちゃん 超華麗！灼熱のカスカベダンサーズ』（8月8日公開）の完成披露試写会に出席した。小峠は結婚後初の公の場となった。

　シリーズ32作目となる本作の舞台はインド。エンタメフェスティバルに出場するため、同地を訪れたカスカベ防衛隊。野原しんのすけとボーちゃんは、訪れた奇妙な雑貨店で「鼻の形」をしたリュックを発見する。リュックに詰まっていた紙を鼻に入れてしまったことで、ボーちゃんが“暴君”に変貌。“灼熱の国”インドを舞台におくるダンスエンターテインメントとなっている。

　劇中では、温厚で優しいインド人のガイド・ウフンアハーン役を担当した小峠。野原しんのすけから呼びこまれ登場すると、会場は役名にザワザワ。すると小峠は「よく分からない謎の笑いがね、ちょっと出てましたけど」と言い放ち、観客は爆笑。続けて「ずっと好きだったアニメに出させていただいて、非常に今回光栄でございます」と話し、出演に喜びを示した。

　イベントではタイトルにちなみ、「最近あった灼熱なできごと」についてトーク。途中で司会を務めたテレビ朝日の佐藤ちひろアナウンサーから「灼熱の出来事が最近あったんじゃないかなと」とふられると、「ありがとうございます。本当にありがたいです」と、拍手喝采となった会場にお辞儀をした小峠。しんちゃんが「ケッコン　おめでと～」と書かれたメッセージを披露すると、「しんちゃんに祝っていただけてうれしい。ちょっとつけている場所は気になりますけど」とツッコミ、会場を笑わせた。

　現在同居はしていないとして「もうすぐ一緒に住むんですけど、僕は長いこと1人暮らしだったんで手料理とか、晩御飯とか食べさせてもらえたらなと思いますね」と笑顔を見せた。

　さらに、相方の西村瑞樹が婚姻届の証人を務めたと明かすと、小峠は結婚を報告した時のことを振り返り、「あ～ん、っていうリアクションだった」とイマイチな反応だったと暴露。今一度結婚を報告された時の心境を聞かれた西村は「いやいや、付き合いも長いですし、ようやく結婚されて、こんな幸せなことないですよ、本当。『なんて日だ！』と思いました」と小峠のキラーフレーズを絶叫。小峠からは「お前が言うんじゃない」とツッコミを受けていた。

　完成披露試写会にはバイきんぐの2人のほか、賀来賢人、瀬戸麻沙美、速水奨、小林由美子、佐藤智恵、橋本昌和監督が登壇した。