つるの剛士が独自の子育て論を展開「ドラクエとFFには人生のヒントが全部詰まっている」
タレントのつるの剛士が29日、著書『つるのの恩返し』(講談社刊)の発売記念会見を開いた。つるのは「50歳になった人生の棚卸し」と語り子育てで大切にしてきたことや夫婦円満の秘訣、そしてテレビゲームを通した子どもたちとの独自のコミュニケーション術も明かした。

著書『つるのの恩返し』発売記念会見
タレントのつるの剛士が29日、著書『つるのの恩返し』(講談社刊)の発売記念会見を開いた。つるのは「50歳になった人生の棚卸し」と語り子育てで大切にしてきたことや夫婦円満の秘訣、そしてテレビゲームを通した子どもたちとの独自のコミュニケーション術も明かした。
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つるのは前日28日に自身のインスタグラムに息子たちとゲームを楽しむ写真を添えて「人生の教訓として基本ドラクエ1.2.3と、ファイナルファンタジー1.2.3だけはクリアさせる方針。」と投稿していた。これについて会見で記者から聞かれると「最近(ゲームを)やるようになりました」と答え、そのきっかけについて明かした。
「昨今ゲームについて親御さんも悩まれていると思うんですよ。うちは息子が4歳の時に一緒に釣りに行って、夕方になり『そろそろ帰るぞ』って言ったら息子が『まだ大丈夫だ』『たいまつを焚こうよ』って言ったんです。4歳でよくそんな言葉知ってるなと思い、聞いたら『マインクラフト』というゲームでその言葉を知ったそうなんです。それを聞いてゲームを害にして一蹴するのはもったいないと思って、どんなゲームなのか息子と一緒にやってみたんです。そしたらめっちゃ面白かったんですよ」と話し、「子どもたちが目を輝かせているものに着眼することが大切だと知りました」と話した。
続けて「僕自身も音楽はコンピューターゲームから学んだし、歴史も三国志もゲームが教えてくれた。特にドラクエとファイナルファンタジーは人生をどう合理的に生きていくか、そのヒントが全部詰まっていると思っていて、人生の教材として次男と一緒にやろうと言って始めたら、海外から帰ってきた長男も一緒になってやり始めました」と明かした。
また、ゲームの制限時間について聞かれると「制限時間はないですけど、やることをやってからゲームをやろうと言ってます。あとはゲームだけじゃなくて自然から本物の刺激をもらえうように自然遊びもバランスよく取り入れています」とルールは守った上で自由に遊んでいると語った。
著書『つるのの恩返し』は、「イクメン」として知られるつるのの「手はかけずに気をかける」という独自の子育て論についての話を始め、おしどり夫婦として知られる妻の話、両親への感謝など、ユーモアを交えながら赤裸々に語っている。
つるのは最後に「ぜひともたくさんの方に読んでもらえるとありがたい」と話した。
