清原果耶主演のTBSドラマ『初恋DOGs』、世界配信決定 韓国大手スタジオと共同制作のラブストーリー
TBSと韓国の制作会社・STUDIO DRAGONが初めて共同制作し、7月にスタートするTBS系連続ドラマ『初恋DOGs』(火曜午後10時)が、地上波放送とU-NEXTでの配信に加えて、韓国国内での放送および配信、さらに世界でも配信されることが30日、発表された。

ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの「Max」でも配信
TBSと韓国の制作会社・STUDIO DRAGONが初めて共同制作し、7月にスタートするTBS系連続ドラマ『初恋DOGs』(火曜午後10時)が、地上波放送とU-NEXTでの配信に加えて、韓国国内での放送および配信、さらに世界でも配信されることが30日、発表された。
同作は韓国で連載中のウェブトゥーン(縦読み式の電子マンガ)が原作。主演の清原果耶が演じる「愛を信じない」クールな弁護士・愛子と、成田凌演じる動物しか愛せないこじらせ獣医・快の“愛犬”同士が恋に落ちたことをきっかけに始まるラブストーリーだ。
韓国国内では、韓国No.1のKコンテンツプラットフォームである「TVING」で配信されることが決定。また、日本国内では「U-NEXT」で配信されるほか、U-NEXTとワーナー・ブラザース・ディスカバリーの包括的なパートナーシップの一環として、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーが手掛ける配信サービス・Maxにて世界配信されることも決定した。
両社はすでに、アメリカ、ブラジル、東南アジアを含む地域において、厳選された日本のドラマコンテンツを2025年下半期より、Maxで配信開始することを発表しており、本作はその第1弾ラインアップの一つとして展開される。
今回の取り組みについてSTUDIO DRAGONのプロデューサー、キム・ギョレ氏は「この作品が日本と韓国だけでなく、世界の皆さんに見ていただけることをとてもうれしく思っています。撮影を通じて、韓国と日本の制作における違いを日々学んでいます。さまざまなIPをグローバルに発信しているTBSとの共同制作だからこそ得られる貴重な経験だと感じています。我々にとっても新しい試みとなる『初恋DOGs』が、さまざまな国の多くの皆さんに楽しんでもらえたらうれしいです」と期待を込めた。
また、TBSテレビの岡本伸吾氏は「本作品に込められている『恋愛において人間は色々考えすぎてしまうけれど、登場する犬たちのようにもっとシンプルに相手を愛せよ』というテーマや、作品に登場する犬たちの可愛らしさというものは、どの国においても共通するものだと思っています。そういった部分では、全世界で共感を得られる作品になっていると思います」と見どころを語り、「日本と韓国では文化的な違いはありますが、作品づくりの中で『これいいね!』と思う部分は共通しています。ドラマを通じて『感情』を届けるという部分においては、何ら変わりはないんだと実感しました。『初恋DOGs』がMaxやTVINGを通じて、多くの方々に届き楽しんでもらえたらうれしいです」と呼びかけた。
ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのマグダレーン・ユー氏も「今回のTBSとSTUDIO DRAGONのコラボレーションである本作品の作品性と豪華なキャストは素晴らしいものなので、下半期にMaxで配信される日本ドラマの中でも特に注目すべき作品です。U-NEXTとのパートナーシップを通じて、このような良質な日本コンテンツを世界の視聴者にお届けできることを大変うれしく思います」とコメントしている。
