【べらぼう】福原遥「うれしい幸せなシーン」 演じる誰袖への意知の思い感じ「今回でやっと」
俳優の横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じるNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)。6月29日に第25回が放送され、ついに吉原を代表する花魁・誰袖(福原遥)と“意次の後継者”にして“悲劇のプリンス”田沼意知(宮沢氷魚)の心が通い合うシーンが描かれた。誰袖を演じる福原と意知を演じる宮沢が心通わせる2人のシーンについてコメントした。作品は18世紀半ばに江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸に描く痛快エンターテインメント。

第25回で誰袖と田沼意知が心通わす展開 宮沢氷魚「膝枕も…楽しかった」
俳優の横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じるNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)。6月29日に第25回が放送され、ついに吉原を代表する花魁・誰袖(福原遥)と“意次の後継者”にして“悲劇のプリンス”田沼意知(宮沢氷魚)の心が通い合うシーンが描かれた。誰袖を演じる福原と意知を演じる宮沢が心通わせる2人のシーンについてコメントした。作品は18世紀半ばに江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸に描く痛快エンターテインメント。
福原がまず「袖に寄する恋」のシーンについてコメント。
「もともと意知にずっと好意を持っていて、身請けもしてもらいたいっていうのももちろんありますが、ずっとアタックはしているけど意知からの返事があまり感じられず、ちょっとモヤモヤさみしい気持ちでずっといたので、今回のシーンでやっと意知の本当の気持ちが分かって、自分のことを大事に思ってくれているんだなっていうのを感じられて、すごくうれしい幸せなシーンでした」
誰袖の意知に対する気持ちについても語った。
「誰袖はもう会った瞬間から一目ぼれで、『この人だ!』って、まっすぐな思いで好きになったと思います。そこから意知さんのいろんな部分が垣間見えてきて、すごく芯がしっかりしていて、筋が通っていて、凛としていて、包容力があって優しく包み込んでくれるようなどっしりとした意知さんに惹かれていったんだと思います」
宮沢は意知の誰袖への気持ちの変化についてコメントした。
「初めて会ったときは、『何者なんだろう』っていう、めちゃくちゃ頭は切れるし、直感もすばらしいけど、ちょっとした恐怖を感じていたと思います。身請けをただ求めているだけなのかなと。でもやっぱり一緒にいる時間が長くなればなるほど、どんどん惚れ込んでいって、最終的には身請けする覚悟をするところまで、誰袖に対する愛情が大きくなっていく。ふと見せる強がっている瞬間っていうのは意知は気づくんですよね。(松前家の)ご家老がもう一回花魁を呼んでくれって言って、もう抜荷の証しもあるし琥珀も手に入ったんですけど、それでも疑われては困るからって実際に行く誰袖の後ろ姿を見たときに、彼女を守ってあげたいというか、こんな危険な状況に置いているのは自分で、でもそこから彼女を救い出せるのも自分しかいないって、たぶんあの瞬間に気付いたと思います」
宮沢は意知と誰袖が触れ合うシーンについても言及。
「膝枕もそうですし、初めて誰袖としっかり触れ合う瞬間だったので、物理的に体が近づくことによって、2人の想いが近づいていくというのは演じていて感じました。単純に恋愛をしている描写がたくさんあったので、演じていてすごく楽しかったです」
