26日にグループ卒業を発表したNMB48のキャプテン・小嶋花梨が28日、隔週レギュラーを務めるMBS『せやねん！』（土曜午前9時25分）に出演。改めて11月の卒業と、卒業後も大阪に残ってタレント活動することを報告した。

　小嶋の卒業は『関西を代表する“かわいい”が卒業』でくくられ、和歌山・アドベンチャーワールドのパンダ4頭がこの日、中国に返還される話題の後に取り上げられた。進行の同局・山中真アナウンサーが「『もう1匹』って言ってしまいそうになりました」といい「大変失礼しました」と謝罪した。大きな笑いが起こり、小嶋も笑顔になる中、トミーズ雅が「こらあ！」と注意。山中アナが「この勢いが」「もうひと方」「（自分で）止まりましたよ、ちゃんと」と言い訳したが、ほかからも「もう1匹？」「アナウンサーやろ！」「みんなで怒りましょう。ダメでしょう」などとツッコミの嵐となった。

『せやねん！』らしく「卒業後のマネー（金銭的）な目標」を聞かれた小嶋は「何でも解禁になりますから、いろんなことができるので、存分に稼ぎたいと思います」とアイドル枠での制限が外れ、活動の幅が広がることを生かしたいと告白。正直な思いに笑いが起こり、共演陣から「言わんでええよ」の声が上がった。

　2018年に初代キャプテン・山本彩の後を継いだ小嶋は「はっきり決めたのは今年でしたね。結構、急だったかなとは思うんですけど、『タイミング的に今だ!』とふと思って」と経緯を説明。雅から「自分で（決めた）?」と聞かれ、「自分で。今だなと思って。今年の11月に卒業を決めました」と返した。

　チュートリアル・徳井義実が「運営の人に言うわけ？」と質問すると、「はい。言いに行って」と肯定した。グループを支えて来た人気ナンバーワンメンバーだけに、徳井が「『ちょっと待ってくれ』とかなったん？」と引き止めについて質問。小嶋は「いや、『そっかぁ』ってすごい受け入れてくださりました。結構、すんなりと」と振り返った。

　雅は「9年は思い出いっぱいあるやろうな」と気遣うと、相方・トミーズ健も「この年齢の9年やからね」と共感した。小嶋が「16歳から」と言うと、雅は「16歳から、埼玉から」と反応。小嶋は「残り5か月、アイドル楽しみたいと思います」と宣言した。山中アナが「『その先はこんなことを』っていうのは考えてらっしゃるんですか？」と聞くと、小嶋は「埼玉出身なんですけど、この9年間で大阪・関西が大好きになったので、このまま残って活動を続けたいなって思ってます」と大阪愛を明かした。徳井から卒業ライブについて問われると、「そうですね。それもまたいろいろと発表していくことにはなると思います」とした。

　また、ファンの「そろそろ伊原六花さんが（カンテレ）『よ～いドン!』から離れそうな感じがあるから、ぜひ後に入ってほしい」という勝手な声を紹介。笑いに包まれる中、雅が「ロケの回数が減って来たん？」と言うと、山中アナは「東京での露出が増えてるっていうこと。たまたまこういうコメントがあったというだけで」とフォローした。雅が「ちょっと来てる？　『よ～いドン！』から」とオファーを尋ねると、小嶋は「いや、全く来てないですよ、今は。でも待ってます」と否定。

　雅から「言うた方がええんちゃう？『12月ぐらいから出ていいですよ』（って）」とけしかけられた。健からも「『せやねん！』でロケ慣れしてはるからね」と太鼓判を押された小嶋は、「だいぶ（スケジュールが）フリーになるのでお待ちしてま～す。何でもしま～す」と満面笑みでアピールした。