『あんぱん』相関図更新 のぶ、新聞記者として新たな一歩 若松家は姿消す

俳優・今田美桜が主人公・若松のぶを、北村匠海が柳井嵩を演じるNHK連続テレビ小説『あんぱん』(毎週月~土曜午前8時)の公式サイトが27日に更新され、第14週から登場するキャストと人物相関図が公開された。

NHK【写真:ENCOUNT編集部】
NHK【写真:ENCOUNT編集部】

公式サイトが更新

 俳優・今田美桜が主人公・若松のぶを、北村匠海が柳井嵩を演じるNHK連続テレビ小説『あんぱん』(毎週月~土曜午前8時)の公式サイトが27日に更新され、第14週から登場するキャストと人物相関図が公開された。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

『あんぱん』の第65回では、高知新報にやってきたのぶだが、東海林明(津田健次郎)は当時、酔っていて全く記憶にない様子。諦めて帰ろうとするのぶに、東海林は入社試験を受けてみてはと提案。君なら「受かる!……気がする」と伝えた。数日後、筆記試験と実地試験に続き面接を受けたのぶは、かつて愛国の鑑として記事になったことを指摘され、思想はそう変わらないのではと問い詰められた。のぶは子どもたちを戦争に仕向けてしまい、間違った教育をしたため二度と教壇に立つ資格は無いと思い教師を辞職したと説明。自分の信じた正義は間違っていたとし、だから今度こそ間違えないよう周りに流されず、自分で見極め、自分で考え、ひっくり返らない確かなものをつかみたいと答えた。

 面接官たちの厳しい表情に、肩を落として退室するのぶだったが、後から東海林が追いかけてきて「わが社は君のような人を待っちょった……とは、誰も言わんかったが」と切り出すと、「編集局は人手不足で猫の手も借りたいぐらい……猫の手として採用する」とのぶに告げた。

 新たに更新された人物相関図では、のぶと嵩が「小学校からの友人」として線で結ばれた。また、小倉連隊の八木信之介(妻夫木聡)の姿は消え、嵩の友人には、辛島健太郎(高橋文哉)に加え、同級生の今野康太(櫻井健人)の姿があった。

 一方、若松家に関する人物は図から消え、義母・若松節子(神野三鈴)の姿も見られなかった。節子は、のぶの母・朝田羽多子(江口のりこ)に「大阪の長男の元へ行く」と伝え、静かに姿を消した。

 若松節子を演じた神野三鈴は、自身のインスタグラムで花束を手にした撮影現場の写真を投稿し、「この素晴らしい物語の中で命をいただき幸せでした。大好きで憧れる役者さんばかりで天国みたいでした」と感謝の思いをつづっている。

 視聴者からは「また、登場して欲しい」「あの時代に素晴らしいお義母様でした」「本当にこれでお別れなんて寂しい」「三鈴さんのご出演とてもうれしかったです」といった声が寄せられており、節子という存在の温かさに多くの反響が集まっている。

次のページへ (2/2) 【写真】若松家の姿なし…『あんぱん』最新相関図
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