元NHKアナウンサーの有働由美子が26日、TBS系『櫻井・有吉THE夜会』（木曜午後9時）に出演。自身の恋愛観と、共演アイドルと過去に交わした約束を語った。

　番組では56歳で仕事一筋、有働のプライベートに密着。「一番気を遣わない」という井ノ原快彦とのサシ飲みの模様を紹介した。有働と井ノ原は2010年から8年間、NHK『あさイチ』で共演。まじめな情報番組が主流な中、2人の軽妙な掛け合いが人気を呼んだ。

『あさイチ』卒業以降、プライベートではほぼ会っていなかったそうで、サシ飲みも初。神奈川・溝口の飲み屋街で昼から乾杯した中、井ノ原が「人と生活するってことに興味はないんですか？」と切り込んだ。

　これに有働は首を横に振り、「楽しいんやろうと思うけど、そこを仕事で排除してきた」と発言。男性とお付き合いした際、最初に「あ、これどういう感じで別れるんかな？」と考えてしまうことを明かすと、「別れた時にしんどくないように、相手がちょっと時計とか見たら『あ、もう別れるのに一歩近付いてんねんな』って、最初のデートの時に思うタイプ」と述べた。

　この告白に井ノ原が「切ない。切ないし、とってもいいね。その感覚が。そんな大したことじゃないんじゃない？」と反応すると、有働は「そうなんやろな」とひと言。「それを、誰も教えてくれへんかった」と振り返った。

　続けて、有働は「結婚式の入場、イノッチのギターで入るとかね。入場の時、イノッチに一緒に歩いてもらって、バトンタッチしてほしいとかね……」と『あさイチ』時代に交わした約束を回想。井ノ原が「そんな話、してましたね」と懐かしむ中、「あったよ。あったけど、それ自体が破談になったけど……」とぶっちゃけた。

　これに井ノ原が「そんなこと言ってるんですか？　外でも」と驚くと、有働は「言ってないわ」と返答。「言わなくていいよ」とのツッコミには、「思い出したんで……」と笑った。