NHK連続テレビ小説『あんぱん』（月～土曜午前8時）の第65回が6月27日に放送され、主人公・のぶ（今田美桜）が、闇市で渡された東海林明（津田健次郎）の名刺を頼りに、仕事を期待して高知新報を訪ねる様子が描かれた。SNSでは熱くて少しおちゃめな東海林を演じる津田を「朝から津田さん最高」などと絶賛する声が飛び交った。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

『あんぱん』の第65回では、高知新報にやってきたのぶだが、東海林は当時、酔っていて全く記憶にない様子。諦めて帰ろうとするのぶに、東海林は入社試験を受けてみてはと提案。君なら「受かる！……気がする」と伝えた。数日後、筆記試験と実地試験に続き面接を受けたのぶは、かつて愛国の鑑として記事になったことを指摘され、思想はそう変わらないのではと問い詰められた。のぶは子どもたちを戦争に仕向けてしまい、間違った教育をしたため二度と教壇に立つ資格は無いと思い教師を辞職したと説明。自分の信じた正義は間違っていたとし、だから今度こそ間違えないよう周りに流されず、自分で見極め、自分で考え、ひっくり返らない確かなものをつかみたいと答えた。

　面接官たちの厳しい表情に、肩を落として退室するのぶだったが、後から東海林が追いかけてきて「わが社は君のような人を待っちょった……とは、誰も言わんかったが」と切り出すと、「編集局は人手不足で猫の手も借りたいぐらい……猫の手として採用する」とのぶに告げた。東海林が他の面接官にオレが責任持つとたんかを切ってしまったのだ。

　SNSでは東海林を演じる津田に「おちゃめキャラ」「津田さん出てきたら朝からウキウキ」「津田さん良き」「面白過ぎる」「朝から津田さん見られるのいいね」「朝から津田さん最高」「カッコよくて朝から幸せ」「いい味出してる」「熱い」「イケメン」と絶賛する声が飛び交った。

『あんぱん』は、俳優・今田美桜が主人公・のぶを、北村匠海が柳井嵩を演じ、漫画家・やなせたかしさんと妻・小松暢さんをモデルに戦前から戦後の激動の時代を生き抜く夫婦を描く物語。