斎藤工、ステイホーム期間中に「とても苦手」なSNSに挑戦した理由
求人検索エンジン「Indeed (インディード)」の日本法人、Indeed Japanは特別CM「これからの、仕事さがしにサーチあれ」篇を、9月1日より全国で順次オンエア開始する。CMは通常よりも長い60秒で、制作にあたって、2017 年からのCMキャラクターを務める俳優・斎藤工の思いも参考とし、一部で取り入れている。
Indeedの特別CMがオンエア
求人検索エンジン「Indeed (インディード)」の日本法人、Indeed Japanは特別CM「これからの、仕事さがしにサーチあれ」篇を、9月1日より全国で順次オンエア開始する。CMは通常よりも長い60秒で、制作にあたって、2017 年からのCMキャラクターを務める俳優・斎藤工の思いも参考とし、一部で取り入れている。
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なお、Indeed Japanの公式YouTubeチャンネル内では斎藤のスペシャルインタビューを公開。
CMにもメッセージとして採用されているステイホーム期間中に感じた気づきや変化を語っている。
以下、斎藤の一問一答。
――ステイホーム期間に家だからこそできたことはありましたでしょうか?
「小さいことですが、買ったばかりになっていて、開封することすらせず本棚においておくだけで満足していたモノがあって、チャップリンの映画みたいに、参考資料のように置いていたものが、改めて楽しむ時間になって、ハッとさせられることがありましたね」
――オンラインやリモートになって働くことでの変化、気づきはありましたか?
「オンラインでコミュニケーションをとるというシフトはしました。昭和生まれのアナログな人間なんですけどね。リモートで映画を作ったり、オンライン上で集まってみたりして、できることは実験的に探しました。今までオンラインでなければ対話しなかった人とも接する機会があり、オンラインが与えてくれたものが思いのほか多かったです。あとSNSがとても苦手だったのですが、インスタグラムを始めましたね。泉(里香)さんは大先輩ですよね。リスクが大きいと思っていたのですが、インスタを通じて(普段お世話になっているような)ミニシアターの空席を補うイベントができないかというのがきっかけです。新しい事に向かうことに慎重になって、足が動かないことが今まで多かったので、この状況だと動くことが大事だと思って始めました。この期間がなければ確実にやっていなかったです」
39歳、「自分ファーストの脳」から抜け出す
――今回新しく制作するIndeedのCMには、斎藤さんが、2020年に改めて気づいたこともメッセージ作成時の参考になっていますが、環境の変化があったこの期間に気づいたや変化したことはありましたか?
「“自分と向き合う時間”が必然的にできましたね。人間、光と影がある中で、ポジティブな意味で自分の影の部分と向き合う時間が増えて、その影の部分に1つの美しさがあることに気づきました。大切なものを考えて、自分に必要な人やモノが色濃くなった期間でしたね」
――これからのニューノーマルな時代、Indeedでどんな挑戦をしていきたいですか?
「Indeedの今までのCMでは“変身”をしてきて、色々な仕事に変化しながら挑戦してきた中で、“働くこと”って、何かを社会に還元していくことなんだと感じています。39歳になって、自分ファーストの脳から、自分の経験を人様にどう役立てられるかというフェーズに来ていると思います。先日、ある漫画の中に僕が登場したことがあったのですが、『斎藤工ってだれ?』『Indeed の人?』というシーンが描かれていて、Indeedの一部として認識をされていることが非常に感慨深かったですね。これからもIndeedと泉さんと、言葉を超えた(“仕事さがし”の)きっかけを、CMを通じて作っていけたらと思います」
――(8月24日よりオンエアを開始した)IndeedのCM「ステイホーム」篇では、約1年ぶりの泉さんとの共演となりましたがいかがでしたか?
「長年ともに(CMを)作ってきた自負があって、蓄積されてきたものがあるので、阿吽を感じましたね。(アプリが新しくなり)今の時代もあるので、こういった時代の中で自分たちの様式もアップデートするべきタイミングなんだと思います。色々な当たり前が、当たり前じゃなくなったので、新しいことに挑戦するチャンスだと思っています」