TOKIO解散決断の城島茂と松岡昌宏は「社会的役割を分かっている人たち」 活動継続がファンの残された希望に
TOKIOが25日、解散を公式サイトで発表した。解散は同日付。20日にメンバーの国分太一のコンプライアンス(法令順守)違反が判明し、無期限活動休止が発表された。これに端を発し、「再び信頼をいただき、応援いただくことは難しい」と判断した。旧ジャニーズ事務所に関することを長年取材してきた放送作家の山田美保子氏は、この決断をした城島茂(54)、松岡昌宏(48)について「自分たちの社会的役割を分かっている人たち」と解説し、2人の福島県への貢献継続なども願った。

旧ジャニーズ事務所のタレントを取材してきた放送作家・山田美保子氏
TOKIOが25日、解散を公式サイトで発表した。解散は同日付。20日にメンバーの国分太一のコンプライアンス(法令順守)違反が判明し、無期限活動休止が発表された。これに端を発し、「再び信頼をいただき、応援いただくことは難しい」と判断した。旧ジャニーズ事務所に関することを長年取材してきた放送作家の山田美保子氏は、この決断をした城島茂(54)、松岡昌宏(48)について「自分たちの社会的役割を分かっている人たち」と解説し、2人の福島県への貢献継続なども願った。
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正直、私はTOKIO解散を予想はしていませんでした。ただ、城島さんと松岡さんが2人だけで話し合って決め、国分さんに伝えたとの報道に接し、「ここで国分さんを甘やかしてはいけない。それが本人のためになる」という思いも感じました。
国分さんについては、7年前、山口達也さんが不祥事を起こした際、会見で感情を露わにしていたことをよく覚えています。だからこそ、「なぜですか、あんなにつらい思いをしたのに」と問いたいです。不祥事の内容は明かされていませんが、本人がコメントしている通り、「慢心」が原因ならあまりに残念です。
振り返ると、旧ジャニーズ事務所で不祥事が直結したグループの解散は初めのことでした。理由として「皆様から再び信頼をいただき、応援いただくことは難しいと判断したため」と記されていました。これで国分さんは戻れる場所がなくなり、芸能活動を1人で続けることは難しくなりましたが、城島さんと松岡さんまでも「応援してもらえない」とは決して思えません。
TOKIOが震災からの復興を支援してきた福島県の方々は、街頭インタビューでも「これからも応援する」と話しています。福島県も「TOKIOがこれまで本県の復興に果たしてきた役割は大きく、今後も本県の風評払拭と風化防止を一層進めていくという観点から、城島茂氏と松岡昌宏氏には、TOKIO解散後も変わらず福島県を応援していただきたい、力を貸していただきたいと考えている」との声明も出しています。
福島県の食をPRする「ふくしまプライド。」に関するCMやイベントに関しては、TOKIOメンバーはノーギャラで出演していたと聞いていますし、その誠意は多くの人々に伝わっているはずです。そして、日本テレビも『ザ!鉄腕!DASH!!』の継続を発表し、2人の出演が続くことを希望しています。今は謝罪行脚で忙しく、2人がそれにどう応えるかは表明していません。しかし、TOKIO解散で悲しんでいるファンも、2人が今まで通り活動していくことを強く望んでいる。そのことは分かってほしいと思います。
