「落語ってもうかるの?」に回答 立川志らくが明かす落語家の収入事情「独演会ができれば」
落語家の立川志らくが25日、ABC『これ余談なんですけど…』(水曜午後11時10分)に出演。落語家の収入について、独演会を開催できるレベルであれば稼げるとした。

『これ余談なんですけど…』に出演
落語家の立川志らくが25日、ABC『これ余談なんですけど…』(水曜午後11時10分)に出演。落語家の収入について、独演会を開催できるレベルであれば稼げるとした。
街の声で「落語ってもうかるんですか?」と質問され、月亭八光は「大阪と東京で大きく違うとは思います」と前置きした上で「大阪はもうからないです。『大銀座落語祭』で20年ぐらい前に(東京に)行った時…、大阪でトップバッターで(高座に)出たら、何百円とか何千円とかです。僕、それ(落語祭)出た時、7万円もうたんですよ。ちょっとしたお祭りやったから、多かったかもしれないですけど、そん時に『東京ってもうかんねんな』って言うのは思った」と明かした。
MCのかまいたち・山内健司は「全然、違いますね」と言うと、相方・濱家隆一も「若手の1個の寄席で7万(円)ないよね」と口にした。八光は「大阪は入場料500円で、20人とか30人なのよ、集まって。30人入っても、単純に1万5000円を出てる人間で分けたりするねん。そんなんよ、大阪の落語会って」と打ち明けた。
志らくは「それは駆け出しの頃であって。売れてる人たちは東京でも、日本全国でも、独演会開けるから。独演会やったらば、ものすごいもうかりますよ。独演会ができれば。独演会ができない人たちが落語だと食えないから、パーティーの司会やったり、結婚式の余興やったりとか。名前のある落語家は日本全国どこでも独演会やりゃあ(大丈夫)。私、カミさんに『何でバラエティーなんか出るの? 落語やりゃあいいじゃない』(って言われる)」と告白した。
芸能事務所所属をやめて「落語だけやったらば、そんだけで普通に生活ができるぐらいのお金はね」と発言。濱家から「何で今志らく師匠、バラエティーに向いてるんですか?」と質問されると、「全国区になった方が独演会開けるから」と即答した。
