日本eスポーツ連合、日本スポーツ協会に正式加盟へ 連携強化で競技力向上を図る方針

日本eスポーツ連合(JeSU)が25日、日本スポーツ協会(JSPO)へ承認団体として加盟することが正式に決定したと発表した。

日本eスポーツ連合が日本スポーツ協会へ加盟することが正式決定した
日本eスポーツ連合が日本スポーツ協会へ加盟することが正式決定した

全国選手権の開催や競技人口拡大を背景に正式加盟

 日本eスポーツ連合(JeSU)が25日、日本スポーツ協会(JSPO)へ承認団体として加盟することが正式に決定したと発表した。

 JeSUは、2019年よりeスポーツの全国大会『全国都道府県対抗eスポーツ選手権』を実行委員会の一員として主催。同大会は、19年の『いきいき茨城ゆめ国体』における文化プログラムとして承認されており、その後コロナ禍による国体の中止・延期を挟んだ後も、『いちご一会とちぎ国体』(22年)、『燃ゆる感動かごしま国体』(23年)、『SAGA2024 国スポ』と、文化プログラムとして開催を続けてきた。

 昨年12月に行われた『全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2024 SAGA』には、全国から40万人を超えるeスポーツプレイヤーが参加しており、日本国内におけるeスポーツ競技人口の拡大と、各地への普及・定着にも貢献している。

 また、26年に愛知・名古屋で開催予定の『第20回アジア競技大会』においては、eスポーツが前回の中国・杭州大会に引き続き正式種目となることも決定している。

 今回のJSPO加盟を機に、JeSUは日本におけるeスポーツの統括競技団体として、各競技のスポーツ団体との連携を一層強化し、eスポーツ選手の競技力向上を図っていく方針という。

■日本eスポーツ連合(JeSU) 日本国内のeスポーツの普及と発展、そしてeスポーツの振興を目的に国民、とりわけ青少年の競技力の向上及びスポーツ精神の普及を目指す一般社団法人。eスポーツの認知向上とeスポーツ選手の活躍の場のさらなる拡大を目指し、競技タイトルの公認や選手のプロライセンス発行、そしてアジア競技大会をはじめとした国際的なeスポーツ大会への選手の派遣などさまざまな取り組みを行っている。

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