30歳・SixTONES田中樹、初単独主演舞台の課題は“中学生設定”「どう見せれば」
SixTONESの田中樹が25日、都内で行われた主演舞台『ぼくらの七日間戦争2025』(8月24日~)の制作発表会に出席した。単独初主演を務める心境などを語った。

主演舞台『ぼくらの七日間戦争2025』制作発表会で心境明かす
SixTONESの田中樹が25日、都内で行われた主演舞台『ぼくらの七日間戦争2025』(8月24日~)の制作発表会に出席した。単独初主演を務める心境などを語った。
同舞台は、今年刊行40年を迎えた、宗田理氏のベストセラー小説『ぼくらの七日間戦争』を原作とする青春群像劇。中学1年生の生徒たちは、大人たちの理不尽な管理や押しつけに反発し、夏休み初日に突如姿を消す。彼らが立てこもったのは、廃工場。そこで「大人への反乱」を掲げ、7日間にわたる自由な生活を始める。東京・大阪・京都・愛知・熊本の5都市で上演する。
田中。冒頭のあいさつで司会に「では、さっそくなんですけど“タナサカさん”から順にごあいさつを……」と名前を間違えられて、田中は「タナサカさん……? 僕でいいんですよね?」とびっくり。会場に笑いが巻き起こる中、自ら「“タナサカ”です」とあいさつし、報道陣を再び笑わせた。
舞台で初めて単特主演を務める心境を問われて 「舞台でのお芝居というのも数年ぶり。普段から、あんまりお芝居のお仕事というのは多くない。この『ぼくらの七日間戦争』という作品で、いきなり主演初主演というのが、ちょっと、かなりプレッシャーもあります」と胸中を吐露。それでも“タナサカ”騒動で「だいぶリラックスできた(笑)。何か『いいメンバーだな~』と思いながら、ちょっとワクワクしている」と話した。
他方、田中が演じる主人公・菊地英治は中学生の設定。「年齢が中学生の設定なので、『それをどうしようかな』と思って。『どう中学生に見せればいいんだろう?』とそこだけが、菊地英治をやっていく上で、ちょっと僕の課題かなと思いながら、色々考えています」と述べた。
司会から「ちなみに田中さんは、どのような中学生だったんですか?」と直撃されて「どのような中学生?(笑)。中学1年生になりたての4月に、この業界、事務所に入った。中学生らしい何かというのは、意外とできない3年間、中高(6年間)だった。なので中学生は……思い出はない……」と回顧。「30歳になりたてホヤホヤで、中学生を取り戻したいです」と意気込んだ。
また、私立恵比寿中学の中山莉子が自身を「中学生12年生」と自己紹介すると、田中は「中学15年生くらいになる。いまだかつて、世界的に存在したことがないと思う(笑)」と述べた。
しかし最後に、田中は「ちょっと謝罪したいんですけど」と切り出し、「僕、中学15年じゃなくて中学18年生でした。指で数えたら18でした」と訂正。再び報道陣を笑わせた。
同会見には、上遠野太洸、佐野ひなこ、二瓶有加、山崎裕太、金子昇、大林素子、伊藤かずえ、比企理恵、野々村真も出席した。
