「M-1」エントリーシールを国立印刷局が作成 デザイン担当は新紙幣も手掛けた“エースデザイナー”

漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2025」の開催記者会見が25日に都内で行われ、今年のエントリーシールを国立印刷局が作成することが発表された。

「M-1グランプリ2025」の開催記者会見が行われた【写真:ENCOUNT編集部】
「M-1グランプリ2025」の開催記者会見が行われた【写真:ENCOUNT編集部】

「M-1グランプリ2025」の開催記者会見

 漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2025」の開催記者会見が25日に都内で行われ、今年のエントリーシールを国立印刷局が作成することが発表された。

 M-1は2001年に大会がスタートし、4年間の中断期間をへて今年で20回目の開催となる。今大会では漫才師たちが胸に貼り付けるエントリーシールを、お札やパスポートなどを製造している国立印刷局が製作することが発表された。デザインは新紙幣の製作も務めた国立印刷局のエースデザイナーが担当するという。

 会見ではシールに実際のお札と同じような偽造防止の技術も盛り込まれることが明かされ、デザイン案も公開された。

 司会の麒麟・川島明は「国が認めた漫才コンクール」と呼びかけ、登壇した芸人たちも歓声を上げていた。

「M-1グランプリ2025」は、6月25日にエントリーを開始。出場資格は結成15年以内(2010年1月1日以降の結成)で、2人以上に限る。プロ・アマ、所属事務所の有無を問わず、審査基準は「とにかくおもしろい漫才」。優勝賞金は1000万円。8月1日より1回戦が全国10地区で実施され、決勝戦の模様は12月にABCテレビ・テレビ朝日系列で全国生放送される。

次のページへ (2/2) 【写真】国立印刷局が作成する「M-1グランプリ2025」のエントリーシール
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