にしたんクリニックなどを展開するエクスコムグローバルの西村誠司社長が24日、TikTokを更新し、涙する姿を初公開した。出会って7年、結婚して1年の夫婦が、都内にある西村氏の総工費30億円豪邸に訪問。プールサイドで夫が妻へのサプライズで手紙を読んだからだった。

　西村氏はサプライズを知っていた。理由は夫がSNSのDMで「去年、結婚しましたが妻にプロポーズらしい言葉をかけられなかった思いがあり」と、豪邸での企画を提案。それを快諾した経緯があり、仕掛け人らしく、「奥さん、10秒ほど目をつむってもらえますか」と伝えていた。だが、夫が繰り出す「愛の言葉」を間近で聞き、涙が止まらなくなった。

「付き合っている頃、仕事が忙し過ぎて夜中の23時や0時に帰宅して、2時か3時に起きてまた仕事という日々が長く続き、心配や寂しい思いをさせました」

　夫はそうした生活の影響か、体調を崩し、結婚前に大病を患ったことを振り返った。その上で、声をうわずらせながら「必ず、『この人と結婚して良かった』と思えるような生き方をして、幸せにしていきます。僕はあなたと出会えたことが人生の一番の出来事で、あなたと一緒にいれる時間が一番の宝物です。心から愛しています」などと読み上げた。

　妻は涙をこぼしながら「うれしいです」と感激。西村氏も「何て優しいご主人なんだろうね」と言い、さらに涙した。そこでさらなるサプライズが……。夫から西村氏への感謝の手紙だった。

「本日はこのような特別な時間をいただき、ありがとうございます。西村社長のことは同じ名古屋出身としてとても誇りに思います。私のようなファンの心を動かしたり、いろいろな分野の方を応援してサポートして、とても素晴らしいと思います。、私も世の中の地域や子どもたちのためにできることをしようと思いました。西村社長の背中はとても大きく程遠いですが、まずは日本一の子ども食堂を作ってみようと思います」

　西村氏は、「普段の行いがいいとこういう優しい方に会えるんですね」と照れ隠し。そして、夫が「（名古屋の）東区で大人は200円か300円くらいで、子どもは無料でやっています。ぜひ、お越しください」と説明すると、「もちろんです」と返した。

　その後、西村氏は購入額8000万円の愛車・ロールスロイスを自身が運転し、経営するレストランに夫婦を連れて行くことを約束していた。