亀田興毅氏「3150×LUSHBOMU」がキルギス上陸、メインは健文トーレスが挑戦者決定戦に出場

ボクシング興行「3150×LUSHBOMU vol.7 in キルギス」(ABEMAで全試合無料生中継予定)が7月20日にキルギスのビシュケク アリーナにて開催されることが24日、発表された。メインイベントでは、WBA世界スーパーフライ級暫定王者のデビッド・ヒメネス(33=コスタリカ)と同級10位の健文トーレス(37・TMK)によるWBA世界スーパーフライ級挑戦者決定戦が行われる。この試合の勝者は同級正規王者、フェルナンド・マルチネス(33=アルゼンチン)への指名挑戦権を獲得する。

(左から)亀田興毅ファウンダー、健文トーレス【写真:(C)「3150×LUSHBOMU」】
(左から)亀田興毅ファウンダー、健文トーレス【写真:(C)「3150×LUSHBOMU」】

アンダーカードには五輪メダリストズラリ

 ボクシング興行「3150×LUSHBOMU vol.7 in キルギス」(ABEMAで全試合無料生中継予定)が7月20日にキルギスのビシュケク アリーナにて開催されることが24日、発表された。メインイベントでは、WBA世界スーパーフライ級暫定王者のデビッド・ヒメネス(33=コスタリカ)と同級10位の健文トーレス(37・TMK)によるWBA世界スーパーフライ級挑戦者決定戦が行われる。この試合の勝者は同級正規王者、フェルナンド・マルチネス(33=アルゼンチン)への指名挑戦権を獲得する。

 セミファイナルにはパリ五輪57キロ級銀メダリストでキルギスの国民的英雄であるムナルベク・セイトベク・ウル (29=キルギス)のプロデビュー戦となる6回戦、第6試合にはリオデジャネイロ五輪ライトフライ級・パリ五輪51キロ級の2大会で金メダルを獲得しているWBAミニマム級8位のハサンボーイ・ドゥスマトヴ(32=ウズベキスタン)が出場する8回戦、第5試合には東京五輪フライ級銅メダリストのサケン・ビボシノフ(27=カザフスタン)のプロデビュー戦となる6回戦がそれぞれ予定されている。

 その他にも、花田颯(22=KWORLD3)、入田力斗(21=ワタナベ)、佐々木る玖(22・KWORLD3)の日本のホープ達がキルギスのアマチュア実績豊富な選手達と対戦するキルギスvs日本の対抗戦3試合もセットされた。

 メインイベントに出場するトーレスは「今の心境は、まずは今回の試合を実現していただいた亀田ファウンダー、株式会社LUSH、その他関係者の皆様に感謝しております。僕はこの一年間、毎日ボクシングのことだけを考えて生活してきました。この試合に向けて、自分はボクシングだけのことを考えて、自己管理をして、毎日のように対戦相手のヒメネスのことを考えて生活しています。暫定王者ですが世界王者であるヒメネス選手に敬意を払いながらもぶん殴ります」と試合への意気込みを語った。

 トーレスとは幼馴染の関係でもある亀田ファウンダーは「健文(トーレス)にとっては年齢的にも落とすことのできない試合だと思います。勝てば次は世界戦、負ければ終わりを意味するぐらい重要な一戦です。昔、健文と一緒に練習していた時から、健文は才能があって、絶対、世界王者になると言われていた選手です。直近は世界ランカー1位の選手に2回連続で勝利しているし、実力はある選手です。あとは健文にリングで結果を出して欲しいですね」と昔から知るトーレスへ期待を込めたメッセージを送った。

 アンダーカードに出場する五輪メダリスト達に対しては「素晴らしい実績を持つ選手達がこのイベントに出場してくれることになりました。キルギス、ウズベキスタン、カザフスタンなどの中央アジアには強い選手がたくさんいるので、『3150×LUSHBOMU』リングで、その選手達のボクシングを皆さんに見ていただきたいですね」と出場予定の五輪メダリスト達について語った。

 今回のイベントで行われるキルギスvs日本の対抗戦に関しては「出場するキルギスの選手達のほとんどがプロデビュー戦ですが、アマチュアボクシングのキャリアが豊富な選手達です。対する日本も日本ランカーや、日本ランカークラスの実力者達です。第一回目となるキルギスvs日本の対抗戦にもご注目ください」とPRしていた。

 また、亀田ファウンダー、健文トーレスと共に会見に同席した駐日キルギス共和国特命全権大使のエルキンベク・オソエフ氏は「この度はこのようなキルギスと日本の国際的な友好イベントを開催いただけることに対して、亀田ファウンダーはじめ、関係者の方々に感謝しております。3150×LUSHBOMUのようなスポーツイベントの開催は、キルギスの健康的なライフスタイルの発展、若者へのスポーツ普及、日本とキルギスの文化交流の強化に貢献していただけると思います。皆様のキルギス共和国へのご訪問をこころよりお待ちしております」とキルギス側の立場で今大会へエールを送った。

◎3150×LUSHBOMU vol.7 in キルギス イベント詳細
日時:2025年7月20日(日) 会場:ビシュケク・アリーナ(キルギス)
開場予定:12:00 / 開演予定:13:00開演(14:00第1試合開始)※日本時間は+3時間
主催:株式会社亀田プロモーション・株式会社LUSH
配信予定:ABEMA

◎全カード
【第一試合キルギスvs日本対抗戦① 53キロ契約6回戦】
ザファルベク・カミロフ(キルギス) vs 花田颯(KWORLD3)
【第二試合キルギスvs日本対抗戦② 50キロ契約6回戦】
アンヴァル・ホジエフ(キルギス) vs 入田力斗(ワタナベ)
【第三試合キルギスvs日本対抗戦③ 71キロ契約6回戦】
日本スーパーウェルター級8位
エルダール・トゥルドゥバエフ(キルギス) vs 佐々木る玖(KWORLD3)
【第四試合2025 USAオープントーナメント金メダリスト参戦 ミドル級6回戦】
イフティヤル・ニショーノフ(キルギス) vs ハルナ・セマティレ(ウガンダ)
【第五試合 スーパーフライ級6回戦】
東京五輪・フライ級銅メダリスト
サケン・ビボシノフ(カザフスタン) vs クリスチャン・レガネ(フィリピン)
【第六試合 スーパーフライ級8回戦】
WBA世界ミニマム級8位/リオ五輪ライトフライ級・パリ五輪51キロ級金メダリスト
ハサンボーイ・ドゥスマトヴ(ウズベキスタン) vs TBA
【セミファイナルライト級6回戦】
パリ五輪57キロ級銀メダリスト
ムナルベク・セイトベク・ウル(キルギス) vs TBA
【メインイベントWBA世界スーパーフライ級挑戦者決定戦12回戦】
WBA世界スーパーフライ級暫定王者 WBA世界スーパーフライ級10位
デビッド・ヒメネス(コスタリカ) vs 健文トーレス(TMK)

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