鈴木奈穂子アナ、宇宙や未来に思いを馳せる「食べ物は美味しいままであってほしい」
NHKの鈴木奈穂子アナウンサーが24日、NHK放送センターで行われた放送100年「宇宙・未来プロジェクト」取材会に、中井暁彦チーフ・プロデューサーと共に出席してプレゼンを行った。

NHK放送100年「宇宙・未来プロジェクト」取材会に出席
NHKの鈴木奈穂子アナウンサーが24日、NHK放送センターで行われた放送100年「宇宙・未来プロジェクト」取材会に、中井暁彦チーフ・プロデューサーと共に出席してプレゼンを行った。
2025年3月に放送100年を迎えたNHKが、次の100年に向けた新たな展開として始動した「宇宙・未来プロジェクト」。2026年度にはNHKがJAXAと共同開発したスーパーハイビジョンカメラが火星衛星探査計画(MMX)の探査機に搭載されて打ち上げられる予定となっているが、大型SFエンターテインメントの特集ドラマ「火星の女王」、NHKスペシャル「ヒューマンエイジ」、夜ドラ「いつか、無重力の宙で」、特別展「深宇宙展」など、さまざまな企画が用意されている。
宇宙、未来というテーマのプロジェクト。鈴木アナは「私自身、宇宙の勉強や関わりはそれほどないのですが、今はまだ限られた人しか行けない月や、いつか『旅行会社で火星旅行への予約をしました』みたいな時代が来てくれたらいいなと思っています」と語ると「未来を描く時、食べ物が簡素化されているような描写をされることが多いですが、未来でも食べ物は美味しいままであったらうれしいですね」と希望を述べていた。
また鈴木アナが担当している朝の情報番組『あさイチ』で、本プロジェクトの関わりについて問われると「まだ具体的にお話しできるものはありませんが、『あさイチ』にはさまざまなゲストの方がいらっしゃるので、宇宙飛行士の方や宇宙の現場で働く方のお話を聞いてみたいです」と希望を述べ「個人的には、宇宙に生命体があるのか……みたいなことには興味があります。まあ私が勝手に言っていることなので、どのぐらいスタッフさんがついてきてくれるかは分かりませんが……」と笑っていた。
そのほか『野口聡一・劇団ひとりの2030月面テレビ』、『大切なことは火星がおしえてくれた』、『3か月でマスターするアインシュタイン』、『子ども科学電話相談「深宇宙展」スペシャル!』、『ミドリ・デイルのアルトコロニーラジオ』などの番組が紹介された。
中でも注目は大型ドラマ「火星の女王」。鈴木アナは『火星の女王』について、「人類が火星移住を果たしている100年後の未来を描いた話です」と説明すると、キャストについて「台湾のスリ・リンさんと菅田将暉さんのお2人が現状発表されています」と伝えた。
『火星の女王』は、2125年、火星に移住して40年を舞台に、支配を求めるISDA(イスダ/惑星間宇宙開発機関)と、自由を求める住民の間で緊張が続く火星社会に、突然未知の存在である“それ”が現れ……という壮大な本格SFドラマだ。
